おとのくに♪♪

生徒さんのピアノレッスンで感じたこと、考えたこと、コンサートの感想などポツポツ綴っています。

ロシアンメソッド勉強会無事終了!

2019年05月16日 | 重力奏法
本日、勉強会が無事に終了いたしました!

企画した時には目標参加人数10人!
と思っていたのですが、25人の先生にお申し込み頂きました。

ありがとうございます。
この場をお借りし御礼申し上げます。

ロシアンメソッドの話を初めて聞かれる先生、まだ「不思議な音の国」がどのような教本なのかご存知ない先生も少なくありませんでした。

一般的なセミナーと異なるのでお話をお願いした阿形先生も焦点を絞るのに困られたと思うのですが、そこは流石です!

概念の話を聞いたことのある私でも、不思議を使っている私でも、新鮮な気持ちで興味深く伺うことができました。

さらに、一般的な教本のレパートリーとロシアンメソッドのレパートリーの違いをお話し下さいました。

ピアノは広い音域を持つ楽器にもかかわらず、一般的な教本はごく一部の音域しか使わない。
右手でメロディー、左手は伴奏の形が多いこと。そしてそのままポジションが変わって新しい曲を弾いていくというパターン。

それに比べロシアンメソッドのレパートリーは、音域が広いこと、左は伴奏という決まった形ではないこと、そして音楽に物語がある。

さらにさらに、ウクライナ民謡「やあ、お嬢さん!」のレッスン例をお話して下さいました。
奏法上の注意点の他、「何を表現するのか」というお話。
例えばこんな場面とお話し下さいました。(面白い設定でした)


何を表現するかを考える。
抽象的なものを具体的に伝える。指導者の力量が問われます。

これまでイメージを持てれば音も変わると思い続けてレッスンをしてきました。
しかしそれは一部の生徒にしか通用しませんでした。

ロシアンメソッドに出会い、美しい音で音楽を表現することが多くの生徒に可能であることを知りました。
個人差はありますが、自分がどんな音で弾いているか聴く耳があれば必ず変われます。

あとは先生の根気!!


当日お配りした資料のひとつです。
2019年勉強会資料POF | piano/russianmethod
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