アマゾンわんわん日記 2018

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また よろしくお願いします。

娘の受験旅行 UNICAMP編 4

2012年11月13日 | 旅行
さて、そろそろ試験会場に行きましょうか?
バスで行こうかと思ったけれど、出かける直前にザーッと降ったので、地面がぬれている。
のでやっぱりタクシーで行くことにしました。

午前11時半到着。



証拠写真!
昨年と同じ会場「コレージオ シグマ」です。

門が開くのが12時だから、ちょうど良い時間。
受験生と家族らしい人たちが、もうずいぶん待っています。
木の下の乾いているところを見つけて、腰を下ろします。

で、お決まりのおしゃべり!
右側の親子連れは、東北海岸部マッセイオから着たとのこと。
マナウスぐらい...いえ、もしかしたら、マナウスより遠くよ!
もう、お母さんがすごい一生懸命!
息子のほうは以外にクールなのですが。
左隣はトッカンチンス州の州都パルマスから来た親子連れ。
予備校の団体で来たのだけれど、心配なのでお母さんも一緒についてきたんだって。

ごちゃごちゃおしゃべりしているうちに、門が開きました。
マッセイオ母さんは、息子についていって、門のところで追い返されていました。
ぷぷぷ。
パルマス母さんは試験の終わるまで待ってるんだって!
えー、5時間も?!

私はとりあえず、閉門までは待つつもり。
閉門間際に、いつもドラマがあるのよー。

今年もありましたよ。

閉門5分前に到着した車、車から降りてきた娘さんもお母さんも号泣!
娘さん、号泣しながら、身分証明書を探して、それから黒いボールペン(試験で使います)を買って…
お母さん、泣きながら、車のドアを開きっぱなしで、娘のあとを追っています。
周りのみんな、あっけに取られています。
パルマス母さんが、開きっぱなしの車のドアを閉めにいきました。
周りで見ていた人たち、「まだ時間はあるから、大丈夫だよ。」「落ちついて!」と声をかけます。
娘が無事に入ったのを見届けて、お母さん、帰って行きました。
何があったのかはわからないけれど、「あの状態で試験を受けるのでは、かわいそうにねー。」とみんなで話していました。

次は、閉門2分前。
ぎりぎりで飛び込んだ女子生徒。
門は突破したものの、教室へ上がる階段のところで、試験官に入室を阻まれました。
それが門から丸見えだったんですね。
門のところで見守っていた保護者達、「どうして入れないんだ!」「彼女は兵をよじ登ったわけじゃない。ちゃんと開いている門から入ったんだ!」、非難を轟々!
保護者達の勢いに押された試験官、しぶしぶですが彼女の入室を許しました。
門の外の保護者達、「うおー!」と大歓声!
よかったね。

こうして、門の外の保護者達、変な連帯感を深めていきます。
私は、昨年から今年にかけて、ブラジリアではカンピーナス大学とブラジリア大学の二つの大学の受験を見てきているのですが、こうした光景が見られるのは不思議とカンピーナス大学だけ。
おもしろいですね。
私が「カンピーナス大学贔屓」の一つの理由です。

さて、試験が始まったのを見届けて、私はお散歩に。
どこへ行こうかなー。
コメント
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