昨日の火事、マナウスで最近起こった火災の中では最悪のものだったそうです。
被災した家は約500軒、被災した家族約550家族、約2000人の人が家を失ったそうです。
被災した人たちは、近くの学校や親類の家などに避難しています。
火災の原因はまだはっきりしていないそうですが、まあ、主流はおなじみの違法な配線「GATO」による漏電。
そのほかにおもしろかった...いえいえ、興味深かったのは、隣人同士の喧嘩で、一方がもう一方の家に火をつけたというもの。
火をつけて驚かすつもりが、ここのところの少雨で思った以上に火の勢いが強くなり、収拾がつかなくなったと。
誰が言い出したんだろうね、こんな話。
でも、確かにラジオのニュースで聞いた話なんです。
もう一つ、テレビのニュースで聞いたのは、怖かった。
市役所がこの地域の再開発のために、住民に立ち退きを迫っているのだけれど、なかなかうまくいかない。
そのため、一気に火をつけて燃やしてしまったというもの。
ありそうで怖い。
実は、私もひそかにこういう可能性もあるな~、なんて思っていたのよね。
以前、こうした「パラフィッタ」の家が立ち並んでいた地域、最近次々に再開発されています。
再開発された地域は「PROSAMIN」と呼ばれ、それまで木造のバラックのような家に住んでいた人たちは、アパート形式の2部屋の家をもらう(借りる?)ことができます。
娘の予備校のあるセントロの 7 DE SETEMBRO通りのイガラッペー沿いも、私達がマナウスに来た10年前には悪臭漂うパラフィッタが建ち並ぶファベーラのようなところでしたが、最初に再開発が行われ、今ではレンガつくりの3階建てのアパートが建ち並び、公園やサッカーコートなどもあるきれいな地区に様変わりしました。
市側としては、ワールドカップ開催までに、市内の主な地域のパラフィッタが立ち並ぶ地域を、こうした再開発地域として整備したい。
でも、そこに長く住む人たちは、なかなか自分達の生活を変えようとはしない。
難しいですね~。
で、火をつけた?
確証はないけれど、ありうるかもしれない話。
でも、いわゆる「ブラックジョーク」見たいな話ですから、悪しからず。
昨日の停電は、やっぱりこの火事が原因だったみたいです。
マナウス市内、ほぼ全域で停電だったそうです。
ひどいところは3時間以上も。
我が家はまだましなほうだったのね。
火災が発生してから、鎮火までほぼ4時間近く燃え続けていました。
5台ほどの消防車が駆けつけましたが、こうした地域は道幅が狭く、また住民が家財道具を運び出すためにごった返しており、思うような消火活動ができなかったそうです。
消火を始めたら、早々に消防車の水がなくなったっていう話もありますが。
これはかなり確実な話。
すぐそばに幹線道路も走っているし、ガソリンスタンドや学校、病院もあるので、どちらかというと、そちら方面への延焼を防ぐほうに力を注いだということも、これほど多くの家が燃えてしまった一因になっているそうです。
さてさて、住民は、火災が起こってから、とにかく身の回りのもの、洋服、大切な書類、ベッドマットなどを運び出しました。
余裕のある人はガスレンジや冷蔵庫まで担いで運び出してきた人もいます。
その中で、この青年が唯一助け出してきたのは、この子達。
2匹の愛犬。
自宅のすぐ近くに火が迫っているのを見た青年、人ごみを掻き分け、自宅に飛び込むと、身分証名証などの書類をポケットに突っ込み、興奮するこの2匹の愛犬にリードを付け、危機一髪で救い出したのだそうです。
愛犬を助けたものの、彼は自宅も家財道具もすべて失ってしまいました。
現在、市は被災者のための寄付を募っています。
現金は不可。
腐らない食料品のセット(Cesta Basica)、衛生用品、洋服、家財道具などの援助を募っています。
被災した家は約500軒、被災した家族約550家族、約2000人の人が家を失ったそうです。
被災した人たちは、近くの学校や親類の家などに避難しています。
火災の原因はまだはっきりしていないそうですが、まあ、主流はおなじみの違法な配線「GATO」による漏電。
そのほかにおもしろかった...いえいえ、興味深かったのは、隣人同士の喧嘩で、一方がもう一方の家に火をつけたというもの。
火をつけて驚かすつもりが、ここのところの少雨で思った以上に火の勢いが強くなり、収拾がつかなくなったと。
誰が言い出したんだろうね、こんな話。
でも、確かにラジオのニュースで聞いた話なんです。
もう一つ、テレビのニュースで聞いたのは、怖かった。
市役所がこの地域の再開発のために、住民に立ち退きを迫っているのだけれど、なかなかうまくいかない。
そのため、一気に火をつけて燃やしてしまったというもの。
ありそうで怖い。
実は、私もひそかにこういう可能性もあるな~、なんて思っていたのよね。
以前、こうした「パラフィッタ」の家が立ち並んでいた地域、最近次々に再開発されています。
再開発された地域は「PROSAMIN」と呼ばれ、それまで木造のバラックのような家に住んでいた人たちは、アパート形式の2部屋の家をもらう(借りる?)ことができます。
娘の予備校のあるセントロの 7 DE SETEMBRO通りのイガラッペー沿いも、私達がマナウスに来た10年前には悪臭漂うパラフィッタが建ち並ぶファベーラのようなところでしたが、最初に再開発が行われ、今ではレンガつくりの3階建てのアパートが建ち並び、公園やサッカーコートなどもあるきれいな地区に様変わりしました。
市側としては、ワールドカップ開催までに、市内の主な地域のパラフィッタが立ち並ぶ地域を、こうした再開発地域として整備したい。
でも、そこに長く住む人たちは、なかなか自分達の生活を変えようとはしない。
難しいですね~。
で、火をつけた?
確証はないけれど、ありうるかもしれない話。
でも、いわゆる「ブラックジョーク」見たいな話ですから、悪しからず。
昨日の停電は、やっぱりこの火事が原因だったみたいです。
マナウス市内、ほぼ全域で停電だったそうです。
ひどいところは3時間以上も。
我が家はまだましなほうだったのね。
火災が発生してから、鎮火までほぼ4時間近く燃え続けていました。
5台ほどの消防車が駆けつけましたが、こうした地域は道幅が狭く、また住民が家財道具を運び出すためにごった返しており、思うような消火活動ができなかったそうです。
消火を始めたら、早々に消防車の水がなくなったっていう話もありますが。
これはかなり確実な話。
すぐそばに幹線道路も走っているし、ガソリンスタンドや学校、病院もあるので、どちらかというと、そちら方面への延焼を防ぐほうに力を注いだということも、これほど多くの家が燃えてしまった一因になっているそうです。
さてさて、住民は、火災が起こってから、とにかく身の回りのもの、洋服、大切な書類、ベッドマットなどを運び出しました。
余裕のある人はガスレンジや冷蔵庫まで担いで運び出してきた人もいます。
その中で、この青年が唯一助け出してきたのは、この子達。
2匹の愛犬。
自宅のすぐ近くに火が迫っているのを見た青年、人ごみを掻き分け、自宅に飛び込むと、身分証名証などの書類をポケットに突っ込み、興奮するこの2匹の愛犬にリードを付け、危機一髪で救い出したのだそうです。
愛犬を助けたものの、彼は自宅も家財道具もすべて失ってしまいました。
現在、市は被災者のための寄付を募っています。
現金は不可。
腐らない食料品のセット(Cesta Basica)、衛生用品、洋服、家財道具などの援助を募っています。