アマゾンわんわん日記 2018

復活しました!
のんびりやっていきます。
また よろしくお願いします。

「Repiquete」

2012年11月23日 | アマゾン河
もうねー、じっとしていても、汗が噴き出してくる!
私もいい加減ブラジル生活長いですが、こういうことって、初めてだわー。
汗が、だらだら、だらだら流れ出すの。
しかも、なんだかべたべたした、気持ち悪い汗が。
もう、そりゃー、気持ち悪いったら!

一時、嵐が吹きまくって、毎日毎日土砂ーっという感じの雨が降っていたのに、今週に入ってから、それがぴたっと止まった。
で、、毎日毎日、たまらない暑さ。
息ができなくなるぐらいの、むしむし、むしむしした暑さなのよ。
たまりません!

例年だと、雨季に入ると気温も下がって、アマゾンでは「冬」と言われるのに。
ついこの間、お掃除おばさんと「涼しくなったねー。もう冬になったのかねー」なんて話していたのにね。
ここのところ、毎日毎日、誰と会っても「暑いねー」って言うのが定番の挨拶になってしまったわ。
こういうのを「異常気象」っていうのかしら?

「異常気象」といえば、アマゾン河支流のネグロ河でも今年は珍しい現象が起こっています。
一度、「最低水位」を記録し、上昇を始めた水位が、再び減水し始めたのです。
こういう現象は「Repiquete」というのだそうです。

10月24日に16m92cmを記録したネグロ河は、その翌日から徐々に水が増え始め、11月5日までの間に21cm水が増えました。
11月6日、いったん水の増減はストップし、11月7日からは減水を始めました。
その後、1cm、3cm、6cmと徐々に減水の量は増えていっています。
今日、11月23日の水位は16m05cm、15日あまりで87cm水位が下がったことになります。

今月半ばの港管理局の話では「11月末には増水に転じる」ということでしたが...

記録的な渇水を記録した2010年には最低水位は13m63cmだったそうで、まだそこまでにはかなりの余裕があるのですが...
2009年には、11月末に一日に15cmもの減水が続いた記録があるそうです。
ネグロ河の水位が15m代になると、ネグロ河水系、ソリモンエス河水系で船の航行が難しくなる支流が出て来るそうで、心配されています。
この時期の水位の上昇には、水系近辺の雨量が大きく影響して来るそうで、今になって急に少雨担ってきている現在、どこまで減水するのか心配されています。
「「Repiquete」が起こった年はひどい渇水になる」なんてことも言われているとか。

なんにしても、この暑さ、なんとかなりませんか~?!



ネグロ河の水位を記録した「水位記録板」です。
コメント
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