今日の本はこれ!
「MICO MANECO」(マネッコ小猿)
作者は ANA MARIA MACHADO
挿絵 CLAUDIUS
ANA MARIA MACHADO は本業はジャーナリストでしたが、たくさんの幼児向けの本を書き、
2000年には同書でアンデルセン童話賞を受賞し、注目を集めました。
また2003年にはアカデミア ブラジレイラの一員に選ばれています。
この「MICO MANECO」は5冊シリーズになっていて、17ヶ国語に訳されているそうです。
この本の魅力は、この間の「がらがらどん」と同じように、「言葉のリズム」。
たとえば最初の一説は...
Maneco é nome de menino ou é nome de boneco.
マネッコ エ ノーミ ジ メニーノ オウ エ ノーミ ジ ボネッコ
Mas este Maneco é um mico e todo mico é macaco levado.
マス エスチ 「マネッコ」 エ ウン ミッコ イ トード ミッコ エ マカコ レヴァード
「マネッコ」は男の子とか人形の名前。
でも、この「マネッコ」は小猿。
小猿はみんな いたずら猿。
声に出して読むと、ぽんぽん弾むようで、ポルトガル語がまだ口になじんでいなかった頃の私にも、調子よく読み進めることができました。
* * * * * *
リオにいた頃、夫が仕事をしていたビルの裏側に小さな広場がありました。
その広場の一角に、赤い屋根の小さな建物。
そばを通るたびに「なにかな~」と気になっていたのですが、ある日娘と一緒に入ってみると...
子供向けの図書館!!
ブラジルでは非常に珍しい、公立の子供向けの図書館でした。
しかも、開架式!!
盗難やいたずらが多いブラジルですから、学校の図書館でさえ、閉架式のところが多いのです。
娘と通い詰めました。
そのときに、この「MICO MANECO」シリーズも読破!!
日本もそうですが、ブラジルでも良い子供の本は高いですから。
これは助かりました。
この図書館では週末や学校の長期休業中には「読み聞かせ」「絵本のワークショップ」等々の行事も充実していて、娘とよく通いました。
また、だれかが寄付していった日本の絵本などもあって、その何冊かをブラジルの子どもでも読めるように簡単なポルトガル語に訳したこともありました。
みんなに読んで欲しい本なので、娘の本もどなたかに送ってしまい、残念ながら手元にはもう一冊も残っていません。
現在でも児童向けの絵本のベストセラーで、「子どもに最初に与えたい絵本」の第1位なのだとか。
機会があったら、「マネッコ小猿」のいたずらをのぞいてみてください!
「MICO MANECO」(マネッコ小猿)
作者は ANA MARIA MACHADO
挿絵 CLAUDIUS
ANA MARIA MACHADO は本業はジャーナリストでしたが、たくさんの幼児向けの本を書き、
2000年には同書でアンデルセン童話賞を受賞し、注目を集めました。
また2003年にはアカデミア ブラジレイラの一員に選ばれています。
この「MICO MANECO」は5冊シリーズになっていて、17ヶ国語に訳されているそうです。
この本の魅力は、この間の「がらがらどん」と同じように、「言葉のリズム」。
たとえば最初の一説は...
Maneco é nome de menino ou é nome de boneco.
マネッコ エ ノーミ ジ メニーノ オウ エ ノーミ ジ ボネッコ
Mas este Maneco é um mico e todo mico é macaco levado.
マス エスチ 「マネッコ」 エ ウン ミッコ イ トード ミッコ エ マカコ レヴァード
「マネッコ」は男の子とか人形の名前。
でも、この「マネッコ」は小猿。
小猿はみんな いたずら猿。
声に出して読むと、ぽんぽん弾むようで、ポルトガル語がまだ口になじんでいなかった頃の私にも、調子よく読み進めることができました。
* * * * * *
リオにいた頃、夫が仕事をしていたビルの裏側に小さな広場がありました。
その広場の一角に、赤い屋根の小さな建物。
そばを通るたびに「なにかな~」と気になっていたのですが、ある日娘と一緒に入ってみると...
子供向けの図書館!!
ブラジルでは非常に珍しい、公立の子供向けの図書館でした。
しかも、開架式!!
盗難やいたずらが多いブラジルですから、学校の図書館でさえ、閉架式のところが多いのです。
娘と通い詰めました。
そのときに、この「MICO MANECO」シリーズも読破!!
日本もそうですが、ブラジルでも良い子供の本は高いですから。
これは助かりました。
この図書館では週末や学校の長期休業中には「読み聞かせ」「絵本のワークショップ」等々の行事も充実していて、娘とよく通いました。
また、だれかが寄付していった日本の絵本などもあって、その何冊かをブラジルの子どもでも読めるように簡単なポルトガル語に訳したこともありました。
みんなに読んで欲しい本なので、娘の本もどなたかに送ってしまい、残念ながら手元にはもう一冊も残っていません。
現在でも児童向けの絵本のベストセラーで、「子どもに最初に与えたい絵本」の第1位なのだとか。
機会があったら、「マネッコ小猿」のいたずらをのぞいてみてください!