アマゾンわんわん日記 2018

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リオのアパート不法占拠

2015年04月14日 | ブラジル雑記
先日、マナウスの不法占拠の話をしましたが、先週、今週と、サンパウロやリオで空きビルの不法占拠が問題になっています。

リオで不法占拠されたのは、AV.RUI BARBOSAにある、旧フラメンゴ サッカークラブのビル。



実は、私が独身時代に住んでいたアパートの2軒となり、結婚して住んだアパートからも5軒お隣のビルです。
このあたりは、古くからの住民の多い、静かな住宅地です。
このアパートから海岸よりのほうには、大きなアパートが多く、500平米の広さを持つアパートなんてのもざらにあります。

このビルは、少し前まではフラメンゴサッカークラブの持ち物で、大きなパーティーを開けるようなサロンもあります。
その後、ペトロブラス汚職にかかわる、EIKE BATISTA の関係する会社に売り渡されましたが、1週間ほど前から放置された状態となっていました。
そこに、リオ西部地区の施設にいた130家族ほどが侵入したということです。

火曜日、午前中から住民の退去が始まりました。
不法占拠に関わった人々は、子ども80人を含む260人あまりとされ、市によって別の地区の施設に移されました。
退去に当たって、ビルの出口付近でベッドマットを焼くなどの騒ぎがありましたが、大きく混乱することもなく、お昼の12時には付近の交通規制も解かれ、平常な状態に戻ったそうです。



このパトカーが停まっているあたりは、娘が小さい頃はいつも通ってフラメンゴの海岸公園に出ていた場所。
独身時代から10年余りの時間を過ごしてきた場所でもあります。

思い出の多いこの静かな場所が、不法占拠者によってあらされる事なくすんでよかったというのが正直な想いです。
コメント (5)
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