昔からちょっと太めがかわいらしかった ペケ姉さん。
今では、見かけこそふわふわ毛のおかげで変わりませんが、抱っこすると手に当たる骨の一本一本が感じられるほどになってしまいました。
もともと 好き嫌いはなかったのですが、食べる量が極端に減り、今までの一食分の量を 一日かけてゆっくりゆっくり食べるぐらいになっています。
昨年11月に15歳を迎えたペケ姉さん。
人間で言ったら100歳ぐらい?
「老い」が確実にペケ姉さんの体を 支配しつつあるのです。
ペケママの名前の由来でもあり、ペケ家のマナウスでの生活の心のよりどころだったペケ姉さん。
「メル」ちゃんっていうかわいい名前もあるのに、夫の「わが家の動物は「ペケ」という名前でなくてはならない」という わけのわからん主張の元に、いつのまにか「ペケ」という名前で呼ばれるようになってしまって…
家に来たばかりのころは自己主張が強く、一人きりになると寂しくて大騒ぎ大暴れで大変でした。
仲間がいれば少しは社会性が出てくるかと、そんな理由を無理やりつけて どんどん妹や弟が増えていきました。
おかげで今では大家族。
それでも喧嘩の一つもなく、犬3匹 猫3匹が仲良く暮らせています。
みんなペケ姉さんが元気だったときに、そう仕切っておいてくれたから。
一日一日と確実に老いが進んできているけれど、大丈夫、どんな手助けでもするから、毎日を大切に生きていきましょう。
ペケ姉さんがサーラでコロンと寝ていてくれるのを見ると、みんな安心できるのだから。
こんなになってしまったペケ姉さんですが、「あと何日生きられる?」ではなくて「今日も一日生きられた」と、毎日の終わりを神様に感謝して眠りにつくことができます。
すべてはペケ姉さんが教えてくれたこと。
ありがとう ペケ姉さん。