夕ご飯をいただこうと テーブルに料理を並べていたら、夫が急に大きな声で私を呼びました。
「ちょっと、ハネアリ ハネアリ!」
見ると、今の床のタイルの上に 黒い細い羽根が無数に散らばっています。
あらあら 大変!
アリの種類にもよりますが、こうしたハネアリが家具などの木材をボロボロにしてしまうのです。
急いで開いていたガラス戸を閉め、部屋の電気を消しました。
電気の明かりにひかれて、ハネアリは入ってくるのです。
いつになったらハネアリがおさまるか、それはその時次第。
すぐにいなくなる時もあるし、1時間以上おさまらないこともあるし。
なので あきらめて 暗い食卓で食事をすることにしました。
明かりはテレビの画面のみ。
今夜の主菜は「肉じゃが」。
「まるでヤミナベだね。」と言いながらお皿をつつく私たち。
食事が終わるころ、どうやらハネアリもおさまったようなので 洗い物をするために電気をつけました。
肉じゃがのお皿を見ると...
そこにはゴロゴロと残ったニンジンの山!
私が結構食べたはずなのに、まだこんなに残っているとは!!
夫、暗闇の中でも五感を駆使して ニンジン排除に努めているらしい。
恐るべし ニンジン嫌い!!