ふむ道,小道,数多く

趣味いろいろ。2014/9に別ブログを合体したので、渾然一体となってしまいました(笑)

長屋の秘密

2005-08-21 00:14:54 | ナルニア・C.S.Lewis
ある「目的」でネットをうろうろしていて,どえらいもんを見つけました。
まずはこれをご覧下さい。これは,最近ロンドンで起きたとある事件の為にで有名になった,Leedsという町の古い写真なのですが,これを見て,MNの,「長屋」の謎が解けました。はぁ~,昔のイギリスではこういう家が普通に存在していたんですね。しかも屋根裏が繋がっていそう。しかもランプポスト付き(笑)本当に,PollyとDigoryが住んでいた「屋根裏付き長屋」っぽくて嬉しいです。

ちなみに,こちらで,「back-to-back terraced houses」で検索すると,出るわ出るわ,もう本当にびっくりする位,同じタイプの住宅が見つかりますよ。

で,おまけです。看板に書かれた「名前」に注目(笑)(実はこちら関係が目的でうろうろしていたんですが‥‥)

(Rev. 8/21)
その「別の目的」レポートをこちらの羊皮紙に提出しました。HBP2章に関する情報なので,ネタバレブログの方に置いていますが,興味のある方はどうぞ! (2章のネタバレアリですので注意)


新英辞郎の‥

2005-08-20 22:52:51 | 雑談
英辞郎 第二版を買ったんですよ。



収録語数が100万から130万に増えたという事で,ちょっと調べてみると。「Harry Potter and the Order of the Phoenix」なども載っていて,お,さすが,などと思いました。(さすがにHalf-blood Princeは間に合わなかったらしい。。)いろいろな映画のタイトルの,裏話らしき物も載っていて結構楽しいです。

と,ところが,あるモノを調べてみた所で,「あ~れ~!!!」な事を発見しちゃいました。



ひ,ひ,ひぇ~「生前」ですか?

The Magician's Nephew:12~15章

2005-08-20 10:26:26 | ナルニア・C.S.Lewis
アスランは「Evil」をナルニアに入れたのはDigoryのせいと理解して,彼にタスクを与えます。西側にある山の上の,湖の傍の森にあるりんごを取ってくるようお願いします。そのりんごの種が,魔女(=Jadis)をしばらくナルニアから遠ざけるのだそうです。Pollyも付いていく事になりました。翼のある馬に「変身」してFledgeと改名したStrawberryが,彼らを乗せてくれます。彼らは湖のある森を捜しますが,その日は見つからず,野宿する事にしました。Strawberryは草を食べましたが,子供たちはPollyがたまたま持っていたトフィーで晩御飯。Digoryは,ランプポストが「育った」ので,トフィーも育つかと思って,1つ植えてみました。その夜,彼らは何か大きな物が西側に向かっていくような音を聞きます。どうも背の高い影を見たような気がしました。

翌朝,トフィーは期待通り木になってました! Fledgeに乗って先を進むと,ようやく湖を発見。降りてさらに登ると,門がありました。門には「皆の為に取るかそれとも己の為に取るか」「心から望む物と絶望を見つけるであろう」という意味の気になる書付がありましたが,Digory(彼は書付にそそられて鐘を鳴らして今こんな目に遭っている)は「皆の為に取る」とつぶやいて,とにかくそこに入って行きました。目指す木に辿り着き,りんごを取ると自分で食べたい衝動に駆られましたが,鳥が見ていたので,抑えました。するとその時あの魔女が‥‥。彼女は既にりんごを食べていました。そしてりんごをお母さんにあげれば永遠の命を得られるとか言って,彼を誘惑しようとしますが,Digoryは振り切って帰ります。

‥アスランはりんごを川に投げるよう指示します。Cabbyと奥さんはすっかり新しい王様と王妃様でした。すると彼らは,動物達の持ってきたかごの中にAndrewおじさんを発見。実は彼は木でないという事が動物達にわかり,かごに入れられ餌(どんぐり,いもむし,あざみ,生きた蜂付きの蜂の巣(笑))を与えられていたのでした。相変わらずナルニアの言葉を理解できないおじさんを,アスランは眠らせます。ドワーフ達はおじさんのポケットから落ちたお金を利用して,王と王妃の為の冠を作っていました。DigoryからJadisの話を聞いたアスランは,それでも大丈夫だと言い,彼に,お母さんに永遠の命は与えられないけれど,病気を治してあげよう,と,1つのりんごをくれました。

指輪ではなくアスランの力で元の家に戻ったDigory,Polly,Andrewおじさん。Digoryはお母さんにりんごを食べさせます。お母さんは見事に回復。そして彼はPollyと一緒に,りんごの芯と指輪を庭に埋めます。ほどなくDigoryの大叔父さんが亡くなり,その遺産でKurke家は大金持ちになり,彼らは田舎に一軒家を手に入れました。りんごはナルニアのように一夜で育ちはしませんでしたが,普通に育ちました。しかしある時大嵐が来て,倒れてしまいました。Digoryは,その残骸の一部を,一軒家のある箪笥を作る為に使いました‥‥。

‥そしてDigoryが年を取った頃,あの4人兄妹が疎開してきて,彼らはその箪笥からランプポストが「生えた」場所に抜けてナルニアに入ったのでした。ね。「なんでルーシーが嘘を言っていると思うのかね?」と言った教授の正体は,このDigoryでした。

あくまでもDigoryに焦点を当てたかったからなのでしょうかね。Pollyが添え物のように扱われた所がやや期待はずれだったかな。話はあっちこっちに飛びますね。じっくり話を進める(ちょっとじっくり過ぎ)トールキンやローリングとは好対照です。「トールキンやローリング」が出てきたついでに,では指輪,ポタ,ナルニア,どれが1番読み易いか。最初ナルニアに出会った時は,ダントツで簡単!と思いましたが,いつの間にやら,指輪,ポタと全く変わらんレベルに(笑)。結局,3つどれを取っても同じレベルに見えて参りました。


The Magician's Nephew:9~11章

2005-08-19 23:21:35 | ナルニア・C.S.Lewis
大人になってから初めてナルニアを読んだ人にとって,宗教臭さはちょっと引いてしまうよと聞いた事がありますが,あーなるほどね,ここはそれがよくわかる部分ですね。

ライオンが歌いながら近づいてきました。Digoryは木々が育ち始めた事に気が付きます。Jadisは突然ライオンの目と目の間にランプポスト(ロンドンから持ってきたのね。)をガツ~ン!しかしライオンは何事もなかったかのように歩いて行きます。女王は叫び声を上げて走り去ります。ランプポストの落ちた場所にはまた新しいランプポストが「生えて」きました。(ここがLWWの映画の宣伝でよく見る例のあの景色ですよ,お姉さん!)Digoryはこの国にはお母さんの病気を治す力があるかどうか,ライオンに聞いてみようと思い立ちます。木々が育ち,不思議な事が起き始めます。土のこぶから次々と動物が生まれてきました。(へぇ~,動物はそうやって生まれてきたのね)何故かライオンは各動物の中から2頭ずつだけ選びます。Cabbyの馬Strawberryも参加します。そして選ばれた動物達は,ライオンを中心に円陣を組んで,ナルニアの誕生を歌い始めます。

ライオンは,選ばれた動物達に言葉を与えます。彼はこの国に既に「evil」が侵入したと告げます。Digoryは何とかお母さんの事をライオンに聞きたいのですが‥,そこでStrawberryを発見。CabbyはStrawberryに話し掛けようとしますが,Strawberryの覚えているのは,走らされた事ばかり。でもStrawberryはDigoryを乗せてくれました。でもAndrewおじさんだけはライオンの歌が聞こえなかったようで動物の言葉を理解できません。彼は指輪の事ばっかり考えています。喋る動物達が彼に興味を持って近づいてきた時も,彼は食べられる!としか思っていませんでした。

びっくりして倒れたAndrewおじさんを動物達は観察して,これは一体何だろうと考えます。(変な格好をしていたので,Cabbyや子供たちと同じ種族とは思わなかったようで‥‥(笑))そして「木」と思われて,植えられてしまいました。ラッキーな事に頭を上にしてもらいました。一方Digoryはようやくアスラン(=ライオン)とお話できますが,アスランは彼に何故ここに来たかを尋ねます。彼はCabbyを見て,何故か!ナルニアの初代の王様に指名。奥さんも呼び出して,王妃にしてしまいます!


Chapter XXI : To Weathertop And Rivendell (1)

2005-08-19 22:46:53 | Tolkien・HoME
この章の名前は「The Third Phase(3) : To Weathertop And Rivendell」ですが,ここもタイトル長さオーバーになるので,ちょっと省略しました。

<本文>
この版でも相変わらずフロドにガンダルフからの手紙を渡すのはTrotter本人です。フロドは注意深く封印を確かめてからそれを読んでます。正式版と違いそうな所(これを書いているのは正式版が手元にない場所なので記憶があやふやですが)は‥,

  1. まず1番の違いは,ガンダルフがブリーを通ったのは,フロド達が来る数日前だという事です。
  2. ガンダルフ自身がこの手紙をTrotter(木靴を履いていると記述(笑))託してます。
  3. 最後に「注意せよ! Odo Bagginsはわしと一緒におるぞ」とあります。

まだTrotterを怪しんでいるフロドは,「あなたが何故私達の問題に巻き込まれたいのかわかりません。」と言います。Trotterは「1つには,ガンダルフに頼まれたからだよ。」と答えます。

手紙によると,「Trotterがフロド達を『appointed place』に案内する」とあえて名前を伏せてますが,風見が丘の事のようです。(あら,裂け谷だと思ってた)Trotterは夜が明けてから出発しようと言います。彼は,ガンダルフは2日前にここを通ったので,なるべく早く出ないと,追いつけないと思ってます。

一方,この時外出していたメリーが戻ってくると,この版では,黒の乗り手達がしだ家のビルの所と門番の所で何かを話していたのを見たと言います。それを聞いてTrotterは,ホビット達に,部屋へ戻るな!と警告。彼はこの夜,この宿で,Harry Goatleafがしだ家のビルと連れ立って出て行ったのを見ていました。彼らが黒の乗り手達に,部屋の場所を教えたかもしれなくて,危険との事。

さて,彼らは風見が丘に向かったわけですが,この版では彼らがブリーを出発したのは9/30。そして到着したのは10/5。そこにはガンダルフの手紙が残されていました。
「10/5(水)。悪い知らせじゃ。わしらは月曜遅くここに着いた。昨晩オドが消えた。わしいはすぐ裂け谷に行かねばならない。大至急,ただし気をつけて,Trollshawの向こうの「浅瀬」へ向かう事。敵は見張っているかもしれぬ。」

(ひぇ~,オド・ボルジャー消えたんですか~(汗))

これを見てフロドとメリーも大ショック。Trotterは「ガンダルフは我々がすぐ近くに来るまで留まっていてくれたんだな。しかし我々の焚き火は見えなかったようだ。とにかく,Rivendelへ急ごう。」と言いました。

一方サムとフォルコ(=ピピン)は近くの谷間で「嬉しい」発見をしていました。1日2日しか経ってない足跡,まだ燃やしてない薪と食べ物(cram(笑),ベーコン,ドライフルーツ等)の残っているバッグです。サムは「ガンダルフはここにいたに違いねえです。」とフォルコに話します。フロド達も合流して,結局ここで一夜を明かす事になりました。
</本文>

何か正式版でのいろいろな「謎」がこうして下書きを見ているとわかってくるような気がします。正式版ではガンダルフがブリーを通過してから相当の日が経っていて,初めて読んだ時などとても不思議に思ったものですが,元々は2日しか差がなかったんですね。

う~むそれにしても,オド・ボルジャー(結局「おでぶちゃんのボルジャー」の前身?)はどうなってしまったんでしょう?心配ですね。

だって3000円も違うんだもん‥‥

2005-08-19 08:04:50 | ハリポタ6巻
UK amazonで,去年の12月にROTK SEEのDVDを買って以来の大物をぽちっとなしてしまいました。
日本版は,11,360円(ギフト券250円込みです),このUK版は,Postage & Packing feeを払っても,41.17ポンド(=8,156円)。それに日本版,UK版と言ったって,中身はどちらもおんなじUK版だし(笑),ギフト券250円は捨てる事になってしまいますが,それでも3204円の差は捨てがたくて。まあ到着が1週間遅れるだけですから。。。


The Magician's Nephew:5~8章

2005-08-19 00:05:18 | ナルニア・C.S.Lewis
さてさて,早くこの本のレポートを終わらせないと,今読んでる本(HHB=The Horse and His Boy)に追いつけません。

速い展開に驚いた「起」部分ですが,「承」もまたドタバタです。思うに,C.S.ルイスさんは,私的にはかなり「予想を裏切る」お話を書くようです。

「ひときわ背の高い,美しく威厳のある」女王様が鐘の音と共に蘇りました。彼女は何故か,Digoryとしかお話しません。彼女の名はJadisと言い,この国の名はCharn,彼女は,姉が王座を譲ってくれなかったから,"Deplorable Word"という呪文で,この国を破壊したのだそうです。JadisはDigory,Pollyと手をつないで安全な所へ逃げます。途中,壁を灰にして見せたりしました。Pollyは女王が気に入りません。何故かAndrewと共通点があるような気がします。Jadisは唐突に,お前達の世界に連れて行けと言います。何でも2人をここに送ったAndrewおじさんに興味があるとか? 2人は,現代のロンドンはあなたにちっとも合ってませんよと言いますが,彼女はPollyの髪を掴みます。2人は黄色い指輪で脱出します。

‥しかし彼らが森に到着すると,Jadisもついてきました。(Jadisは森では具合悪そうでしたが)結局彼女は,今度はDigoryの耳を掴んでAndrewおじさんの部屋までついてきました。そして彼女はAndrewおじさんを見るや否や彼が王様でないとわかると,馬車か空飛ぶ絨毯かドラゴンを要求します。今度は彼女はPollyはもちろん,Digoryとも話をしません。Andrewおじさんが出て行くと彼女も追っていきます。Pollyは,あなたが鐘を鳴らしたから悪いのよと言って,Digoryを置いて家に帰ってしまいます。Andrewおじさんは何故かJadisにご執心? 一張羅に山高帽,姉のLettyおばさんにデート資金をせびります。Lettyおばさんが断ると,そこにJadisが現れます。

Jadisはそこで"Deplorable Word"をやるのですが,現代のロンドンでは効かず。しかし逆ギレしてLettyおばさんを投げ飛ばすと,逃走。Digoryは責任を感じて,何とかJadisを元の世界に連れ戻したいと思いますが,何せお金がなくて彼女を捜せません。(Pollyは家で家族に怒られていました) 彼は,Lettyおばさんの会話から,ふと,病気のお母さんを治す手段があればいいなあと考えます。‥‥とそこへ‥,挿絵を見たらまさに目が点になりました。(笑) 馬車が走ってきたのですが,Jadisが1頭立ての馬車のてっぺんで絶妙のバランスで馬をコントロールしているではありませんか。しかし馬車はバランスを崩して倒れてしまいます。Jadisは馬に飛び乗りますが,馬はそこから動けけません。馬車の中からボロボロになったAndrewおじさんが出てきました。馬主(と言うか御者)が馬と彼女をなだめようとすると,Jadisは「犬! 手を放せ! わらわはJadis女帝なるぞ!」

そしてJadisは街灯のポストを引っこ抜いて大暴れ。大混乱になりましたが,Digoryは(いつの間にかPollyも傍に)女王の足を掴みます。ようやく掴むと2人で黄色の指輪をはめます。何故か森の池にやってきたのは,彼らと,女王と,Andrewと,馬(Strawberryという名前)と,御者(Cabby)。緑の指輪で次へ進むと,真っ暗な世界でした。Andrewおじさん,逃げようとしますが,女王とDigoryに拒絶されます。その暗い世界で誰かが歌を歌い始めます。やがて他にもその歌声について他の声も混じります。星が一杯になり,地上の声が大きくなります。星の声が小さくなると,太陽が現れます。そして最初に歌っていたのはライオンだったとわかります。今度はJadisが逃げようとしますが,Digoryが断ります。

あっという間の場面の切り替わり,そして,どうやらNarniaの創生らしいシーンに辿り着きました。Jadisは,よくよく見ると,LWWに出てきた女王様と同一人物ですね。


Chapter XX : At the Sign of the Prancing Pony (4)

2005-08-18 23:24:14 | Tolkien・HoME
<本文>
ガンダルフはバタバーさんにフロドについては注意深く名前をばらさないように説明します。「彼らは4人連れで今日辺り到着しているはずじゃったが‥」しかしバタバーさんは,「そのような4人組が現れたらすぐわかるはずでごぜえますが,‥。」それを聞いてガンダルフは髭を引っ張りながら「それはよくないのう,‥あんたとわしは友達じゃ。この事は誰にも言わんで欲しい。4人が来たら,ガンダルフは先を行っていると伝えておくれ。それともしバギンスというホビットを捜しているような者がおれば,バギンスはガンダルフと東に一緒に行ったと言うのじゃ。」
するとバタバーさんは,私はビルボ・バギンス様なら存じておりますが,ガンダルフの旦那のお連れになっているのは,彼ではありますまい,と言います。ガンダルフは,いとこじゃ,と答えます。バタバーさんは,ガンダルフの言いつけを承知しました。
次の朝,ガンダルフと連れはゆっくり起きて,バタバーさんに,「そのうち全てを話すからのう。」と言い残して出発しました。彼らはGreenwayに向かう小道へ歩いて出て行きました,馬丁のボブが境で待っていました。彼らはNarothalに乗って去っていきました。

次の日,4人の黒の乗り手がブリーの門を通りました。彼らはポニーに乗った4人のホビットが来なかったかと尋ねました。ハリーは,嘘を言うリスクは犯さず,4人組は見てないけれど,ガンダルフが1人のホビットと一緒に「The Pony」来ましただ,と答えます。ハリーは蹄の音が宿屋の前で一旦止まり,しばらくしてから東へ走り去るのを聞きました。

次の日,10人ちょっとの無愛想なドワーフの一行がたくさんの荷物を持って東からブリーに入りましたが,西からの旅人はありませんでした。ハリーは(黒の乗り手の)冷たい声の脅しが怖くて,ホビットの一行が来ないかどうか見張っていました。

フロド達が到着した時は,既に暗く星が出てました。ハリーは飛び上がってランタンを取り,彼らに何の用事かと尋ねます。フロドが宿に行くと答えると,ハリーは「Hobbits! Four Hobbits!」とつぶやいて門を開けました。「誰かお友達に会うつもりで来たのかね?」と尋ねると,フロドは「どういう意味ですか?」ハリーは「『The Pony』に行けばいろんな奴に会える。そこに行けば,客はあんたらだけじゃねえって事がわかるよ。」

フロドは,彼におやすみなさいを行って先を急ぎます。(彼はまだ興味ありげに見てました)彼は門の閉まる音を聞いてほっとしましたが,「お友達」とは何の事かちょっと気になるのでした。

一方,ハリーは彼らを見送った後,Nedという同僚にちょっと行く所があると告げて,出て行ったのでした。
</本文>

悪い癖が出て,時々ハリー(→この名前を見るとついつい主人公だと思ってしまう(汗))とフロドが混乱するんですが(爆)

へぇ,映画でも言っているので耳に残っている,ハリーの「Hobbits! Four Hobbits!」は,そんな意味もあったのかと思うと,またまた違った感覚で読めますねえ。
この,「ガンダルフ陽動作戦編」は,何か今までの下書きとはちょっと違った雰囲気で,文章が洗練され美しいです。ガンダルフが連れて行ったオド・ボルジャーに何が起きるのかも興味津々。このまんま正式版に採用してもよかったのになあ,と思いますがね~。

Run!Run!Run!