橋本屋吉次郎電子日誌

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長光寺・性海寺・尾張大國霊神社

2008-08-06 | 愛知県

長男(小5)の夏休みの日誌裏表紙に稲沢市の重要文化財が載っていました。
長光寺地蔵堂・性海寺多宝塔・尾張大國霊神社楼門が写真入りで紹介されていました。
いずれも自宅から30分もかからないのに、行ったことがあるのは尾張大國霊神社だけです。
せっかくですから、長男および母と行って参りました。

【長光寺】
地蔵堂(別名「六角堂」)は室町時代(永正7年)の創建です。

中に安置される鉄製の地蔵菩薩立像も重要文化財に指定されていますが、残念ながら非公開でした。

【性海寺】

室町時代に建てられた宝塔です。

本堂は鎌倉時代に創建された後、江戸時代に改築されたそうです。こちらも重要文化財に指定されています。
すぐ裏には、大塚古墳があります。

この古墳を含めて、寺を囲む形で「大塚性海寺歴史公園」となっております。

いろいろな種類のあじさいが植えられており、来年6月くらいにまた訪れたいと思います。

【尾張大國霊神社】
尾張國の国府が近くにあったことから「国府宮」と呼ばれております。
楼門は室町時代初期の建築だそうです。


毎年旧暦1月13日に執り行われる儺追(なおい)神事、通称「はだか祭り」で有名です。このときにお祓いを受けた「なおいぎれ」は1年間厄除けをしてくれます。

この地方では自動車につけている人を多く見かけます。橋吉もワイパーのレバーにつけてていたところ、ハンドルに絡まってしまいました。取り付け位置には十分注意しましょう。

調べているうちにもう1カ所見つけたので訪れました。

【萬徳寺】
室町時代に建てられた多宝塔が重要文化財です。

知らない文化財が身近なところにもいろいろあるようです。

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船頭平河川公園とデレーケさん

2008-04-05 | 愛知県

船頭平河川公園へ行ってきました。
住所は愛知県愛西市ですが、愛知・三重・岐阜3県県境にほぼ位置します。

この公園は、河川の水を取り入れて、水生植物の持つ浄化作用によって水を浄化し、再び河川に戻す試みを行なっているそうです。

今の季節は桜がきれいでしょう。

すぐ近くには、明治時代の河川工事により木曽川と長良川を往来できるようにした船頭平閘門があります。


木曽川と長良川では水面の高さが違います。堤防の上に立って見れば確認できます。
そこで船はいったん閘門内に入り、門扉をしめます。
閘門内の水位を渡る先の川の高さに合わせた後、第2の扉を開け出発する仕組みです。

明治35年に完成。現在でも有効に機能しており、その土木技術は歴史的に貴重なものです。

地元の人々が「デレーケさん」と親しみを込めて呼ぶオランダ人土木技師のヨハネス・デレーケ氏の像です。

明治時代に木曽三川の大幅改修工事を始め、在日30年間の間に我が国のいたるとことで水防工事に携わった偉人です。


薩摩義士による宝暦治水やデレーケさんによる明治改修等の文献を重点に収集して保存展示している木曽川文庫です。
デレーケさんの母国のオランダ風の趣のある建物です。

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薩摩義士と治水神社

2008-03-29 | 愛知県

橋吉の家は名古屋市の西隣にあります。
すぐ近くには、木曽川・長良川・揖斐川の「木曽三川」が流れており、これは愛知・岐阜・三重の3県の境にもなっています。

ところで、この地方には「薩摩義士」とよばれる人々が語り継がれています。
薩摩義士と言うのは、宝暦の治水工事に参加した薩摩のお侍たちです。

当時は木曽三川が網目状に流れており、大雨になるとどこかしらで川が氾濫するとても人の住みにくい土地だったそうです。
東海道もこの地方だけは「七里渡し」といって海路をとっています。
そこで、徳川幕府は木曽三川を分離すべく堤防を気づく治水工事を計画したのでした。

この工事は「御手伝い普請」として薩摩に命じられました。
御手伝いとはいうものの、工事費用は全て薩摩持ちです。
そもそも、外様である薩摩の国力を落とすのが幕府側の目的だったのです。

想像を絶する厳しい工事でした。
当初の予定をどんどんオーバーしていく工事費。
幕府によって一汁一菜に抑えられた食料。
栄養不足から疫病も蔓延したようです。
さらに、ひっきりなく続けられる幕府役人の嫌がらせ。
お上に対して不服もいえぬ彼らの中には、唯一の抗議として割腹を選んだものを少なからずいたそうです。

一年半の工事の後、最高責任者であった薩摩の家老平田靱負は、多くの犠牲を出した責任を取って切腹されました。
彼らが手がけた堤防は今でも使われております。
その中には平田靱負を祀った治水神社があります。
小学校の遠足でこの神社へ行き、薩摩義士の話を聞きました。
彼らの偉業は言うに及ばず、それをずっと語り継ごうとするこの地の人々に対しても熱いものを感じました。
私も語り継ぐべく小学生の長男を連れて行きました。

レリーフの右が平田靱負です。左の「デレーケさん」についてはまた後日にしたいと思います。

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ホテル スパランドウィズ

2008-01-14 | 愛知県

世間は3連休だが、橋吉は3連続出張である。
それだけでなく来週の土曜も仕事だから、1/7より連続13日間休み無しのひどい目に遭っている。
それならば隙間にプチOFFを作ってやろうと考えた。
1/12・13は連日、2時間弱時間をかけて日帰り出張の予定であったが、ヨメさんの許しを得てホテルに泊まることにした。
約4時間の時間が浮き、ゆっくり出来ます。

そこで、探したのが「ホテルスパランドウィズ(愛知県豊川市)」です。
東名豊川インターにほど近いビジネスホテルだが、「とよか和の湯」が隣接しており自由に利用できる。
移動時間を節約するとともにお風呂でゆっくりしてあとはプハーという作戦です。
そういえば「養老の滝」も隣接していました。

昨年、フォーサイトオーナーズクラブ全国大会で使用した信州健康ランドに似たシチュエーションであるが、
とよか和の湯はスーパー銭湯であり、飲食設備もお風呂もそれなりであった(なぜかマッサージ・エステは充実しているようである)。
また、とよか和の湯の営業時間が9:00~23:00であり、朝風呂が入られないのは残念でした。

飲食関係に関しては近所に色々あるので、それを利用されても良いかと思います。

健康ランドorスーパー銭湯付属ホテルがマイブームになりつつある橋吉でした。

コメント (2)
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