愛知県は連日35℃以上の猛暑日続きで、冷房なしではやってられません。
ですから、バイクの冷却装置も気になります。
シルバーウイング400は、意外と早くラジエターファンが回り出すので・・・
乗り始めてから4年立ったので、ラジエターの冷却水の交換をしようと思います。
右フロントポケット内のスクリューネジをはずし、手前方向に引き上げると、
ラジエーターのキャップ(左)とリザーバータンクのキャップ(右)が見えます。
簡単そうですが、フロントポケットがなかなか外れません。
ここだけではありませんが、スクーターの外装はプラモデルのようにツメではめ合わせているので、はずすのにコツが要ります。
補充だけなら、これだけなんですが、今回は冷却水を全部抜いて、新しいものに交換したと思います。
行程は、
① ウォーターポンプ下部のドレインボルトから冷却水を抜く
② リザーバータンクキャップとラジエターキャップから冷却水を規定量入れる。
③ 数分間、暖機運転をし、エア抜きをする。
となります。
冷却水は基本的に水ですが、冬季の凍結を防止するため、エチレングリコールが添加されています。
このエチレングリコールは中毒性があるので、生活排水として流してはいけません。
とはいえ、燃やせば二酸化炭素と水になるだけですので、オイル処理箱に吸収させ、夏の暑さで水分を蒸発させた後、可燃ゴミとして出そうと考えました。
さて、冷却水抜きのドレインボルトを探してみますが、
フロアスカートでがっちりガードされて見えません。
ネジをいっぱい外さなければいけません。
スクーターはこういったところが面倒です。
ウォーターポンプが見えました。
画面中央のネジがドレインボルトです。
これを緩めると冷却水が出てきます。
ところで、ここで問題発生!
ネジが固くて、外れません。
レンチの柄を長くしてトルクを上げてはずしましょうか?
しかし、今までの経験でこれ以上無理をするとボルトをなめる可能性大です。
まあ、冷却水の交換はオイルの交換と違ってシビアなものでもないですから、
今日のところは液量だけ確認して撤収!
今度、ショップへ行くときに、ついでにお願いすることとします。