旧稲武町の市街地にやってきました。
看板がすでに「懐古」です。
きっと、マニアが集められたコレクションが陳列されているのだろうと思いつつも、話のタネに見学してみました。
ところが、なにがなにがこれがなかなかすばらしいものでした。
まず、明治維新の志士・国学者などの遺墨のコレクションを展示されています。
解説や年表はすべて手書きで手の込んだものでした。
次に、民芸品も展示されていました。
まあ、これは地方の資料館では良くあることですが、その数が半端ないです。
さらに、漆器や陶磁器がけっこうすばらしいものが混じっていました。
私は骨董に関しては疎いのですが、トップクラスのものは素人の心にも響くものがあると思うのです。
古橋懐古館
所在地;愛知県豊田市稲武町稲橋タヒラ8
開館時間;09:00~16:30
休館日;月・木(但し、月曜は予約団体には開館、8月は無休),12/25~1/7
入館料; 大人500円 ,小人(小・中学生)250円
隣の瑞龍寺に寄ってみます。
立派なしだれ桜、さぞかし見事な花をつけることでしょうね。
道沿いの馬頭観音像
馬頭観音信仰が盛んなのでしょうか。7kmほどの散策で、いくつか見かけました。
蔦が絡まる商工会議所の建物
日曜でしたが街中はひっそりしています。
たしか、ここれに武節城の大手門があったはずですが、
跡を探してみましたがそれらしいものは見あたりません。
お不動さんが祀られていました。
供えられたおびただしい数の剣と鳥居が信仰の深さを物語っていますね。
ようやく案内板を発見しました。
名残は地名しか残っていないのですね。
かつてはこの角度でお城を見上げていたのでしょうね。
稲武こども園から山へ入ります。
誓約神社の裏手に武節古城がありました。
武節城から見て向かい合わせの山の中にあたります。
武節古城は南北朝時代に作られたと言われていますが、詳しいことはわかっていません。武節城の前身なのか、並立した時期があったのかもまだわかっていません。
台形に積まれた土地がありました。
おそらくこのあたりが、城跡でしょう。
現在は畑として利用されていました。
奥の方も見たかったのですが、
こんな看板があったり、
こんな罠をみかけたりして、すっかりビビリモードになった私はそそくさと退散してしまいました。
駐輪した道の駅にある「稲武温泉どんぐりの湯」
この日の散策を終え、汗を流します。
武節城でGETしたウォーキングカードをフロントで提示したところ、
タオルのプレゼント
最初、赤・黄・緑の3本を提示され、ちょっと驚きましたが、「お好きな色を1つ選んでください」とのことでした。
このどんぐりの湯、天然温泉でありながら、スーパー銭湯並みの料金とお湯の種類で気軽にはいることができ、これからもツーリングの帰りに利用できそうです。
昼食を取るつもりでした武節城下のうどん店の駐車場はいっぱいで立ち話をしている人も見られます。人気店なんですね。
予定を変更して、どんぐりの湯の2階のレストランへ向かいました。
豚汁定食700円+ノンアルコールビール400円
ちょっと高いですね。
通路の自販機では200円でした。
とりあえず、大広間でプハー
となりの道の駅の豚汁セット。
なぜか赤飯付きで450円でした。
今回のコースは冬は雪に閉ざされ、夏は草・虫・マムシが心配です。
また、県下有数の紅葉の名所香嵐渓が近くにあるので、これからの季節渋滞します。
ですから、今が出かけるチャンスなのです。