橋本屋吉次郎電子日誌

YAMAHA SR400・マツダ デミオ・ツーリング・城廻りについて・その他

6ヶ月点検とリコール対応

2016-10-05 | マツダ デミオ

デミオの6ヶ月点検を受けました。

私は「パックdeメンテ」というサービスに加入しています。
これは、車検まで2回の法定点検とオイル交換などの消耗品の交換がセットになっているディーラーのサービスです。

プリウスを乗り始めた際、ハイブリッド車という新しい技術のため、ディーラーで点検・整備してもらった方がよいだろうと思い、同様のサービスに加入しました。

マツダのクリーンディーゼルも新しい技術であるので、デミオの点検・整備もディーラーでしてもらうことにしました。

今回は、エンジンルームの各種オイル・冷却水・バッテリーの残量、ファンベルトのたわみ具合、ブレーキの効き具合、ワイパー、ウィンドーウォッシャーや各種ランプの明滅具合などをチェックしてもらい、今回はウォッシャー液を追加していただきました。
また、このサービスには、エンジンオイルの交換料金も含まれています。

定期点検に加えて、9月1日に発表されたリコールの対処をしてもらいました。

この問題は、ディーゼルエンジンにおいて、エンジン制御コンピュータの吸入空気量制御が不適切なため、気筒内の燃料濃度が部分的に濃くなり、燃焼時に多く煤が発生することがあり、そのため、排気バルブが開いた際に煤が排気側バルブガイド周辺に入り堆積して、バルブが動きにくくなり、圧縮不良による加速不良や車体振動が発生し、最悪の場合、走行中にエンジンが停止するおそれがあるというものです。

対策は、吸入空気量制御部分のECUリプログラミングおよび、バルブとインジェクターの煤清掃です。

6ヶ月点検とリコール対応作業と合わせて1時間30分の作業でした。

なお、ECU(エンジンコントロールユニット)とはエンジンを制御するコンピューターのことです。
ECUはスロットル開度と各種センサーデータの入力に対して、燃料の噴射量と点火タイミングなどを制御することで、エンジンを適切に運用します。

このプログラムの書き換えを行うと、エンジンの特性が変化することが多いようで、今回は思わぬ効果がありました。

1速と2速の間のつながりがスムーズなったのです。

今までは、ATの1速と2速の間でショックを感じることがありました。
1500回転付近でアクセルを少し緩める操作で回避できるのですが、街中はストップ・ゴーが頻繁でありそのたびにアクセル操作に集中することはできずギクシャクしてしまいます。
2速以上は、大変スムーズかつ自然な変速ですから、余計気になっていました。

今回のリプログラミングでは部分的に濃くなりすぎていた
燃調を補正する内容だったようですが、
それによって若干挙動の変化が発生しているようで、発進加速はかなりスムーズになりました。
一番気になっていたところが修復されたので嬉しい限りです。

しかし、自動車もプログラムのバージョンアップで進化していく時代になったのですね。

コメント (6)
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