旅行に出かけた頃、東海地方は災害的猛暑でしたが、
横浜もまた暑かったです。
JR横浜線小机駅南口近くにある横浜市城郷小机地区センター前のコインパーキングに駐車しました。
横浜市城郷小机地区センター
所在地: 神奈川県横浜市港北区小机町2484−4
開館時間: 9:00~21:00(平日・土曜日),9:00~17:00(日曜日・祝日)
休館日: 第4月曜日(祝日の場合は翌日),12/28~1/4
1階で続日本100名城スタンプを押して、パンフレットをもらいました。
小机城へはここから徒歩10分程度です。
民家の向こうの小山の中にあります。
新横浜から1駅しか離れていないのに、田畑が見られます。
住宅地脇に入り口があります。
小机城は15世紀半ば(室町時代)には築城されたと考えられています。
戦国時代には北条氏の軍事拠点になりましたが、徳川家康の関東入りの後に廃城となったようです。
現在は小机城址市民の森として保存されています。
根古谷
平時の城主や家臣の屋敷がありました。
現在はトイレや水場がある広場となっています。
杉林になっている城跡はよくありますが、ここは竹林になっています。
空堀に土橋がかかっています。
本丸と二の丸の2つの曲輪を中心にそのまわりを土塁と
空堀で囲み、
さらに腰曲輪を配置しています。
そのひとつ
櫓台跡
こちらも櫓台跡
井楼(せいろう)跡
どこに井戸があったかはわかりませんでした。
二の丸跡
少し離れたところにある
本丸跡
この門は最近作ったものでしょう。
本丸南にあった腰曲輪?
残念なことに小机城の西部は第三京浜道路によって分断されています。
第三京浜よりも西は富士仙元とよばれています。
櫓跡と思われる土盛りに「富士仙元大菩薩」と彫られた石碑が建っていました。
これは関東でよく見られる富士塚とよばれるもので、江戸時代になってから櫓跡に富士山信仰のための石碑を設置したようです。