少しずつ夏の遠征の計画を立てております。
せっかく遠くに出かけるのだからと、計画を盛り込みすぎると窮屈ですし、貧乏性なのでガラガラではもったいない気がします。
まあ、立案するのも楽しみのひとつです。
ある週末のこと
たまには、無計画で行き当たりばったりの旅も良いかなと思い、あてもなく家を出ました。
暑くもなく、寒くもなく、風もなく、日差しが強いわけでもなく、渋滞もなく、実に快適に走ることができました。
三重県と滋賀県の境にある石榑峠にやってきました。
新緑をバックにして、バイクの写真を撮って見たかったのです。
いかがでしょうか。
さて、再びSRにまたがり、エンジンをかけようとしたのですが・・・かかりません。
キックスタートしかないSRですが、FI車ということもあり9割以上は一発でかかります。たまに、気を抜いていると失敗することもありますが、それでも2回目には始動できるのですが、この時は何回試みてもかかりませんでした。
「いったん拗ねるとなかなかかからない」
話には聞いたことがありますし、路肩で一所懸命キックしている人を見たこともあります。エンジンが熱くなっているとき、標高が高いときはかかりにくいことが多いようです。
まあ、急いでいるわけでもないので、しばらく休憩して様子を見ることにしました。
ところがです。
しばらくすると、無人のSRがずるずると前進(;´゜д゜`)エエー!
下り坂に駐めたため、サイドスタンドが効かなくなり、動き始めてしまいました。
慌てて押さえようとするも、間に合わずコケてしまいました。
ショックとさきほどのキック不発のため疲れがどっと出てきましたが、全身の力を込めて引き起こしました。
心を静めながら、破損箇所のチェックをします。
クラッチレバーが折れて、グリップが擦れています。
シフトチェンジレバーが少し内側に曲がりましたが、走行してみて違和感はまったくありませんでした。そう言えばもともと少し内側に曲がっていたような・・・・そういうことにしておきましょう。
ウインカーにも若干すり傷がつきましたが顔を近づけなければわからないレベルで、これも気にしないことにします。
幸いなことに、タンクやクランクケースは全くの無傷でした。
クラッチレバーは新品に交換します。
グリップはいずれ貫通型に交換する予定だったので、これも気にしないでおきます。
最小限の被害で良かったです・・・・が、問題は他にあります。
エンジンがかからないことです。
スロットグリップを少しあけてキックしたり、戻してキックしたり、デコンプを使って燃焼室内の混合気を入れ替えたりしてみたがダメでした。
点火プラグをはずして点検してみました。
そろそろ替え時でしょうか。
ただし、カブってはいないようです。
さらに、坂道を利用して、押しがけにチャレンジしてみましたが、これもダメです。
ほとほと困りました。
汗だくになり、心折れてしまいました。
ツーリングを中止して帰りましょうか?
それでも、エンジンを始動しなければなりません。
JAFを呼ぼうか?
でも、もう一度時間をおいて、クールダウンしたところで始動を試してみることにしました。
待っている間にネットで「SR エンジンがかからない」なんて検索してみました。
そこで「あわててバイク屋さんを呼ぶ前に」というページを見つけました。
まさに、今、私の状態です。
なになに、「以下の項目を確認してみよう。」と書いてあります。
1.ニュートラルに入ってる?
これはOKです。
2.サイドスタンドは払った?
SRの場合、ニュートラル以外のギア位置でサイドスタンドを出すとエンジンが止まる安全装置がついています。しかし、これも問題ありません。
3.燃料コックがOFFになっていない?
これも確認しました。しかも、いったんOFFにして再度ONにしてみましたが、ダメでした。
4.チョークレバーの位置は正常?
SR400もFI車はオートチョークなんです。
5.キルスイッチがOFFになってない?
あっこれ!確認し忘れていました!
キルスイッチが原因ならば、話は早い。
ですから、「どうかキルスイッチが原因であってくれ」と祈りながら確認しました。
すると、
あ”~!
ということで、「RUN」の位置に戻してキックしたら一発で始動できました。
今回参考にした情報はLady's Bike+という女性バイク誌のサイトです。
そこには、
出先で一番困るトラブルの一つが、エンジンがかからないこと。ついさっきまで元気良く動いていたのに、急にかからなくなるなんてちょっと焦る。「帰れなくなるかも…」なんて考えが頭をよぎったりして。でも、実はベテランライダーにだって「キルスイッチを切ったままだった」なんてよくあること。
と書かれています。
まったく、その通りでございます。
クラッチレバーは折れましたが、走行に支障はなく、そのままツーリングを続け、琵琶湖に到着しました。
昼食をとって、
琵琶湖大鮎天ぷらうどん
もちもちした麺は美味しかったです。
ただ、天ぷらにすると鮎だかなんだかわからなくなります。
琵琶湖博物館を見学して帰りました。
帰路は新名神・東名阪と高速道路を100km弱走行しましたが、先日取り付けたスクリーンの効果はあるようなないような・・・はっきりとは実感できませんでした。
そして、翌日
さっそく、クラッチレバーを買って、
取り替えました。
さらに、バイク用品店の帰りにUNIQLOに寄って、Tシャツ買っちゃいました。
転んでもただでは起きません。
本日何年振りかで尾道にラーメンツーリングに行きました、気の合う仲間とバイクで出かけるのはストレス解消には最高で有る事をさいかくにんできました!
さて、不幸中の幸い、最小限の被害で済み本当に良かったですね!今回の件で私にも心当たりが有ります、まず、坂道です!私が大型に乗り換えができない理由の一つに駐輪スペースが傾斜地である事です、「ローギアに入れてればいいじゃん?」と思われがちですが、入れててもずり落ちるほどの傾斜です、以前エイプ100がずり落ちて、車に(自車)ぶつかって止まると言う悲劇を経験しました、そしてキルスイッチ!こっちは職場で悪戯でやられました!そもそもキルスイッチの存在すら知りませんでした!それこそ1時間ほど苦悶の末、偶然その存在に気付いた・・・と言う始末です、写真はやっぱり恰好良いですねぇ~気付いたんですが、サイドスタンドの先っぽの角?今日いがさんのハーレーに跨ったんですが、サイドスタンドに足が届かずジタバタしましたが、あの角はとても便利ですね!Tシャツは下の方に「Owner's club」とプリントするのも有りですよ!
立ちごけ、ヤマハのサイドスタンドの位置に問題がありそうな?無さそうな?
跨がって走り出してしまえば多少車重があっても気にならないのですが、傾斜地の取り回しは苦労しますね。
SRのサイドスタンドは出しやすくて重宝しています。
SERROWに乗っていたときショートレバーを使っていました。今回、折れた状態でクラッチ操作に違和感はなかったのですが、信号待ちの際は少々疲れました。レバーの端から箸までつ買っていることを実感し、ノーマルに近いものを選びました。
今回傾斜地に駐めるに当たって、一瞬躊躇しましたが、「この程度ならば一速に入れておかなくても良いだろう」と判断しました。少なくともSRのサイドスタンドは傾斜に弱い気がします。このことは頭に入れておかなければ行けませんね。
ブログ、読ませていただいてますよ。
この度は、大変でしたね。
せっかくの楽しいツーリングだったのに。
被害が少なくて、良かったです。
チェンジペダルはスチールなので、曲がりが気になるようであれば、適当な工具を使ってやれば、簡単に修正できますよ。
それと、斜面での駐車での注意ですが、バイクの傾きにも注意してくださいね。路面の傾きによっては、サイドスタンドでの駐車の際に、思ったよりバイクが傾かず、バイクが立ち気味な事があります。
簡単なキッカケで動き出してしまいますので、要注意です。
私は、SRの数台前に乗っていた重量車のゼファー1100でサイドバック、シートバッグのフル積載の状態で、動き出しました。
全身の力を振り絞って抑え込み、難を逃れましたが・・・。ラッキーなだけで、私のミスです。
でも、タンク等の外装が傷つかずに、良かったですね。
SevenFiftyです。
トラブルに遭うと焦りますね。
これは人事ではありません。
今年すでに3回もどうもならん状態を経験したので、楽しくもないですがトラブル慣れした感じです。
傾斜地と未舗装での駐停車は注意です。
わたしも分かっていてもオットッとは何度もあります。
人様を傷つけず、自分も無傷なら良し考えましょう。
気分を変えて走りましょう。
クラッチレバー一つの軽症で良かったです。
チェンジペダルは鉄パイプに挟んで直そうと思ったのですが、この状態で何の違和感もないのでこのままにしておきます。
駐める際にLOWギアに入れておけば良かったのですが・・・。普段からなるべく、ニュートラルにして駐めるようにしていたのです。キックの際、思わずギアがはいっているととんで行ってしまいますから。最近はキックスタートの際、かならずクラッチを握るように心がけていますので、傾斜地はギアを入れて駐めるようにします。
プラグをはずそうと店開きしていると、ふとSevenFiftyさんをおもいだしました。数分でプラグが外せる整備性の良さには助かります。
>人様を傷つけず、自分も無傷なら良し考えましょう。
まったくその通りですね。
>最近はキックスタートの際、かならずクラッチを握るように心がけていますので、傾斜地はギアを入れて駐めるようにします
いつか機会がありましたら、わたしのWの始動に挑戦してみてください。
プライマリーキックじゃないので、必ずニュートラル且つクラッチレバーを握ってはダメです。
発進の際にエンストこくと(特に後続車がいると)焦りまくりますよ。
デコンプはありませんが圧縮上死点をあまり意識しなくても良いです。