美浜町を後にして、常滑市に移動しました。
知多半島を時計にたとえるならば、常滑市は9時に位置します。
知多四国は0時の位置から時計回りに札所が置かれており、ほぼその順にまわってきました。
ですから、いよいよ第4コーナーに突入というわけです。
番外霊場【金鈴山 曹源寺】常滑市大谷字奥條155
山門
本堂
弘法さんは本堂脇に祀られています。
奉納されている車
大正時代のこと足腰を患った方が犬にこの車ひかせて巡礼されていました。
前夜、宿泊宿の夢枕に御大師様が立たれ、この寺に参拝せよとお告げになりました。
翌朝、ここに着いた時、自らの力で歩くことが出来たとのことです。
不動尊 金比羅尊天
庚申堂
庚申信仰は私が住む尾張西部ではあまり聞かないです。
知多四国でも初めて見かけました。
ほほえみ童子
ここ、常滑市の南部、大谷地区には浜条・蓬莱車と奥条・東桜車の2台の山車があります。
さて、北の空が真っ黒になってきました。
遠くで雷も鳴っています。
このまま巡礼を続けるか、やめて帰るか、一時避難するか迷うところです。
とりあえず、次の札所は100mほどしか離れていないので、行ってみることにしました。
58番【金光山 来応寺】常滑市大谷字奥條27
山門
本堂
弘法さん
こちらのお寺も本堂に隣接して祀られています。
ぽっくり地蔵さま
吉房嘉市翁
その娘の吉房千代さん
ふたりはこの地の女子教育に尽力された偉人だそうです。
なんて写真を撮っていると、ますます暗くなり、雷が近づいてきました。
さらに、急に風が吹き出したとおもっていたら、
まさに、たたきつけるような雨
愛車を助けに行くこともできず、
弘法様の前でただただ立ちすくんでいました。
しかしながら
弘法様の御利益でしょうか?
10分ほどで風も雨もやみ、
空も明るくなってきました。
雨降って地固まるではなく、雨降って暑さやわらいだところで、巡礼再開です。
(続きます)
愛知ではシャワータイムですが、シャンプーハットを持ってくるのを忘れてしまいました。
巡礼の途中でしたから、雨がやまず救出されたなんてことになったら弘法様の立場がなくなるところでした。
海岸沿いであること、雲の流れが速かったことから、雨がやむのは早いだろうと思っていましたが、ココまで早いとは驚きです。ゲリラ豪雨といえども1時間以上降ることもありますから。
関西ではゲリラ豪雨は洗車タイムとなります!
豪雨男となった反省しきりのワタクシです
でも、走行中でなかったのが幸いですね(*^_^*)
雷雨での足止めは、バイクツーリングでは避けられないもの。ただ、1時間2時間となりますと予定が狂ってしまいます。今回は海沿いということもあり、ロスタイムもほとんどなくラッキーでした。
(カブ君は濡れてしまいましたが)
雨の後は涼しくて良いですよね、巡礼は今年中に終了しそうな気がします。