デカダンとラーニング!?
パソコンの勉強と、西洋絵画や廃墟趣味について思うこと。
 




二週間以上前のことだが、カメラとウクレレ持って自転車を走らせていた日のこと。(以下の桜の画像は先々週のもの)


深泥池(みどろがいけ)



新年度:期待と不安の相談

疏水分線の桜を撮っているとき、↓のこの場所だった。熟年の御仁と丁度、橋の上で鉢合わせしたので道を譲ろうとしたが、ひょんなことから御仁と私は譲り合うことよりもカメラと桜の話題を繰り広げた。


御仁との邂逅の場

桜のこと、その形や水面の様子などなど話が似通うな、と思っていたら、なんと御仁は↑の場所の風景を(幾度か?)絵に描いたことがあったので、桜が咲いたこの時期にもどんな様子になっているものか、見に来たのだとおっしゃった。
御仁が美しいと感じるアングルや、描きたいと思っているさまざまな場所、そしてご自身が美術の先生をされていたことから、その活動歴を聞いているうちに、お互いに美術の話題で盛り上がった。
そして灯台下暗しな私に、いろいろとお薦めポイントを教えて下さった。そして、美術仲間と教え子のグループの作品展の案内をいただいた。



というわけで、御仁との邂逅から二週間以上経ち、誘っていただいた作品展に足を運んできた。
大正生まれの画家さんたちの作品は、絵画も陶芸も込められた気持ちのエネルギーがほどばしり溢れていた。描く最中での精神力を維持するのはつらいと出展された方の一人はおっしゃったが、それでも並々ならぬものがあったと思う。
橋で出会った御仁は「コモ湖北部の風景」や「(ボッティチェッリの)フローラの模写」海岸を朝と夜で描き分けた作品などを出展されていた。過去にツアーでイタリアに立ち寄った際、少ない自由時間でスケッチをした風景の印象を、帰国後に自分の中で膨らませてカンバスに描き出すことに未だ改善の余地があるという。飽くなき追求心は衰えを知らぬ。なんかとても勉強になった。

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