デカダンとラーニング!?
パソコンの勉強と、西洋絵画や廃墟趣味について思うこと。
 






夜7時から落語を聞きに行った。おもしろかった。私も大笑いしたし、会場は大爆笑だった。
狭い会場での臨場感は、どう表現したものか。落語家って本当にしゃべりのプロだなぁと思った。通る声で活舌で聞き易く、客にとって身近な親しみのある話題を別角度から上手く笑いに変えるキレの良さは本当にすばらしい。


「愛宕山」を終えた桂よね吉さん

三人の噺家さんが登場した。「道具屋」を桂佐ん吉さん、「田楽食い」を桂阿か枝さん、「七段目」と「愛宕山」を桂よね吉さん、すべて古典落語で昔のほのぼのした時代を髣髴とさせる雰囲気が出てて、聞いててとても心地よかった。
生の古典落語を聞くのは約15年ぶりくらいか。そのときは桂米朝さんと今は亡き桂吉兆さんの寄席をたまたま無料で聞けた。上方落語界のすごい人だということで、おもしろかったが貴重な体験でありがたいという意識が先行していた。
その頃からすると、噺家の威光だけでなく噺自体を楽しめるようになったかも。雨でウクレレ弾けなかった昼間だったが、笑って終えられる一日になった。

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