デカダンとラーニング!?
パソコンの勉強と、西洋絵画や廃墟趣味について思うこと。
 




この日は夕方から雨になるという予報だったけれど、降る気配どころか晴れてきた。












この日最大の驚きは中国人の男性と女性との出会いであった。簡単な挨拶や「昨年京劇を見に行った」、などの中国語ならば私もへんてこ発音ながら何とか言える。しかしこの日出会った中国人の男女は既に日本での留学を終えて日本の会社に就職している人だった。関西弁も当たり前のように話すし私の伝えたい中国語もすぐに察してくれるし、私としては驚くばかりであった。
男性も女性も北京郊外の出身だったので、私は北京にある観光地や中国の作家についていろいろと語りだしたのだが、外国人が京都について詳しく京都在住の日本人が京都のことを知らないのと同じように、彼・彼女も老舎や魯迅や最近では余華の作品、京劇の偉大な役者や演目、古観象台や円明園、雰囲気のある胡同について「学校で少し習う程度で、行ったり見たりしたことはないものの聞いたことがある」ぐらいだと素直に答えてくれたので、地元の者が地元を知らんのはこう言っちゃなんだが当たり前だなぁとユーモアを介した笑いで和んだのだった。かくいう私も『源氏物語』を最初の部分しか読んだことないし漱石も太宰もよく知らないし茶道や武道も嗜まないし、南座へ伝統芸能を見に行ったことも無いのだし。





この次の日にもまた新たな出会いがあった。


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