デカダンとラーニング!?
パソコンの勉強と、西洋絵画や廃墟趣味について思うこと。
 




たまたまだったのだが、登った時間帯に消防の方々と遭遇した。8月16日の送り火の消火用貯水タンクへきちんと雨水が供給されるように水路の清掃を行うためという。


溝はスコップでもって手作業で清掃を行うのだ






マンホールで用いられているような蓋も
専用の工具を使って開けてから長い柄杓や
焚き火用の火バサミなどを使って清掃する。

一年に一度、送り火の約二ヶ月前に清掃するとのことだが、一年の間に泥が堆積するだけでなく溝によっては鹿のフンで埋まっていることもある。作業が一段楽したときにお話をうかがうと、「送り火の日に注目はされないけどワシらが注目されない清掃をしないと送り火はできない(笑)。下準備というところですわ」とのことだったが、私はこの作業こそ消火に責任を持つ方々の縁の下の力持ち的なものだと敬服した。
またこの日登ってこられた職員さんの中には昨年の落雷の直後、現場検証をおこなうために登ったという方もおられた。災害の現場に訪れたり人命救助に向かったりと、山でもいろいろなことに気にかけるという点で、消防の方もある意味山を知り尽くしているのだな、と改めて思った。

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