デカダンとラーニング!?
パソコンの勉強と、西洋絵画や廃墟趣味について思うこと。
 



やはりこの季節、太陽はだいぶ南に沈む

いつもの山から下山してしばらくしたら見事な月が出てきた。


冬に改まった形で月を撮るのは初めてかも

昨日(クリスマス)の月はとても美しかったのだが、月を見上げて、ふと『源氏物語』で源氏が催す祝いだったかの宴で、その季節は冬で源氏が空気が澄み楽器の音色が澄まされ、また月光が一層積もった白い雪を照らしだす光景が美しいとかいったような冬の風情を好む場面を思い出した。冬の最中に楽器を奏でる人も、それを聴いている人も寒い中たいへんだなぁと読んでいて思ったものだが、それでも「~の趣があります」だとか「~名人より秀でるような技量をご披露なさいましたがそれでいて控えめであるところが慎ましやかでそれがかえって演奏に重みが~」などと書いてあるのは相変わらずだなぁと苦笑しながら読んだものだ。しかし、裂くはや雪こそ降っていないとはいえ、画像のような空気の澄んだ冬の季節に月が出ているような光景は平安時代も同じような感じだったかもしれないと思った。

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )