月城孫氏の宗家
行廊棟(ヘランチェ)
書百堂(ソベッタン)
左の石段の右斜め上に茶色い小さい正方形の蓋というか仕切りが写っているが、これがオンドル(床暖房)の焚き口である。ここに火を入れるのは使用人の役割であった。
月城孫氏の宗家はパンフレットの英字表記ではSongcheom Head Houseとなっている。
家屋は入郷祖と言われる孫昭(ソン・ソ、(1433-1484))によって1454年に建てられた。この家は、孫昭の息子である孫仲暾と孫の李彦迪(1491-1553)の生家でもある。宗家としては巨大で格式が高く、独特の構造技術と間取りから、朝鮮初期の古民家研究の貴重な資料とされている。
樹齢500年以上のイブキの樹
祀堂
月城孫氏の宗家や村の二大家門については
こちらにも解説がある。
威厳と風格が漂っているような両班の家だったが、まさにラスボスという感じだった。