キリンビールのキリンは麒麟であって、キリンではない。
なんだかややこしいけれど、
キリンはアミメキリンなどアフリカに棲息する偶蹄類、
麒麟は孔子の「春秋」にも描かれる龍のような生き物。
キリンは動物園に行けば見られるけれど、
麒麟はどこに行ったって見られない、
あくまで想像上の生き物だから。
昼ごはんを片付けて、さっさと昼寝をする。
疲れていた訳ではないハズなんだけれど、
2時間ぐらい・・・。
家から一歩も出なかったので、
冷蔵庫にあるもので晩ごはんを作らなければならない。
・・・何?
木綿豆腐が1丁、東海漬物のキムチ・・・キムチ?
スンドゥブチゲはどうだ?
カプサイシン耐性が乳児以下の嫁さんが言う、
てか、何でキムチを買ってきた?
豆腐の水を切っておく。
ニンニク1片をみじん切りにし、ベーコンを角切りに。
フライパンにごま油をひき、ニンニクとベーコンを。
とろ火で加熱して、香りを出す。
キムチを放り込んだら弱火で加熱する。
土鍋に日本酒100ccと水500ccを。
えのき茸1株を洗って放り込み、椎茸と油揚げは適量。
鶏がらスープの素、ダシダを加えて、
蓋をして中火で沸騰させる。
ちょっと焦がしたキムチを土鍋に放り込み、
最沸騰させる。
豆腐を手でちぎりながら土鍋へ。
半束ぐらいのニラを5cm幅ぐらいに切って放り込む。
シュレッドチーズをちょっと加えて、
強火で沸騰させて、ぐづぐづと。
チーズで辛さを和らげようと思ったけれど、
いや、無理だって。
辛いは、熱いは、汗は滝のように流れ、
生きている方が不思議なぐらい。
それでも、ホントのスンドゥブチゲはもっと辛いんだろうなあ。
てか、そもそもスンドゥブチゲなんて、麒麟のようなもの。
食べたことがないから、再現なんてできない。
キリンラガーのラベルぐらいになっていたらいいんだけれど・・・
いやいや、まさか