浦島太郎は3年間も竜宮城で遊んでいた。
そりゃ、飽きる、飽きて当然。
だからと言って、家に帰ろうなんて思うか?
楽しかったら、オレは帰りたいなんて思う訳がない。
しかし・・・
青龍門を出れば、かろうじて14時前。
黄色マーチをさっさと駐車場から引っ張りだすけれど、
ああ、間違えた。
首都高に上りそうになりながら、なんとか舞浜駅へと。
駅前を強引に右折して、パークの外周をほぼ1周・・・
戻った方が早かった?
さすがに平日、駐車場もすいすいと。
東京ディズニーシー
ホントに久しぶりにやってきた。
♪右手を上げてぇ~♪
以来だから、8年ぶり・・・
エントランス前は傘とカッパの列。
ホントにヒドい雨がばしゃばしゃと叩き付ける。
普通に考えれば、こんな荒天に来る所ではない、
しかも有給休暇を取ってまで。
東京ディズニーシープレミアムパーティー
3月末に、ドコモから遅れれてきたからで・・・。
しかし、何があるのかもわからない。
配布されたパンフレットには何もない。
20時から22時までドコモの招待客だけになり、
その時間のファストパスがとれるとのこと・・・。
アメリカンウォーターフロントへと急ぐ、
2体の浦島太郎が。
トイ・ストーリー・マニア!
6年前には影も形もなかったアトラクション。
TDLのバズライトイヤーのアストロブラスターみたいなもの?
しかし、まだ14時半なのに、すでに発券終了とのこと。
さてどうするか?
タワー・オブ・テラー
ウォーターフロントパーク周囲を、
右手を上げるためにた待ちながら見上げていた、
徐々にでかくなるその姿を。
2004年はまったくわからなかったけれど、
2005年にはタワー・オブ・テラーという名称だとわかり、
2006年はほぼ完成形となっていた。
スタンバイでも60分待ち・・・もちろんスルーして、
ぐるっと回りながらロストリバーデルタへと。
サルードス・アミーゴス!グリーティングドック
数カ所あるキャラクターグリーティング、
ココはドナルドがお出迎え。
もちろん8年前にはなかった。
やたらのノリのいい女の子、いや、ドナルド。
やたらと時間がかかり、オレたちの前でタイムアップ。
さっさとこなすタイプの女の子、いや、ドナルドとなり、
おまけにデジカメを渡したお兄さんはヘッタクソ。
40分ぐらい待って、この体たらく・・・。
いよいよ土砂降りになり、アラビアンコーストに逃げ込む。
キャラバンカルーセル
だからってジーニーにまたがることはない。
さすがにノリノリという訳にもいかず、
いや、むしろ、早く止まれと祈る。
恥ずかしいよなあ、いやはや
土砂降りから台風並みとなり、
マーメイドラグーンに逃げ込もうとしたら、
シアターは休止中。
ミステリアスアイランドを駆け抜ける頃には、
ジーンズもスニーカーの中もずぶ濡れ。
ブロードウェイ・ミュージックシアター
ビッグバンドビートは面白いからいいんだけれど、
しかし、17時半まで1時間近くも待つ。
しかも、屋根がない。
まあ、なんというか・・・さすがに帰りたい。
8年前とはけっこう変わったけれど、
それでも生演奏のショーは最高である。
しかし、パンツもスニーカーの中も冷たくなり、
帰ろうと決意する。
マクダックス・デパートメントで買い物をして、
一旦、マーチに戻る。
しかし、嫁さんが言い出すのだ、
20時以降にどうなるのかを見たい、と。
またエントランスから入るけれど、雨はひどいまま。
8年前にはなかったタートルトークに並ぶ。
確かにおもしろい、
ああ、クラッシュ、指名してくれ、なんて。
20時過ぎのトイ・ストーリー・マニア!周囲は
キレイにライトアップ。
しかし、ファンタズミックはもちろん休止。
浦島太郎は乙姫様にもあえず、ごちそうにもありつけず、
遊びに飽きないままにディズニーシーを後にする。
そして暗く激しい水しぶきの首都高を決死の思いでひた走る。
一気に白髪、いきなり老けた・・・
いや、まさか。
6/6(金)
♪助けた亀に連れられて~♪
浦島太郎は誰もが知っているけれど、
この物語はいったい何を?となると
誰もわかっていないのかもしれない。
という、オレだってさっぱりわからんし。
目が覚めたら5時過ぎだった。
昨夜、処理しようと思っていたメールを処理する。
てか、朝から原価計算をチェックするっていったい?
さらに、3年生の女の子に今日の仕事の指示をメールで。
10時ぐらいまでiPadminiでせっせと仕事・・・
ホントに有給休暇?これで?
シャワーを浴びて、そして困り果てる。
何を着ていけばいいんだ?
天気予報は、本降りになることはない、そう告げていた。
このまま小雨?
ナイロンのポンチョを着ることは確実だから、
長袖Tシャツに半袖のポロシャツを着てみる。
ポンチョ内が蒸すことを考えるとこんなもん?
黄色いマーチが出発したのは11時半過ぎ。
まだ、雨はたいして降っていない。
石川台から中原街道に出て、環七に入る。
そして第二京浜の手前、夫婦坂辺りで強烈な豪雨となる。
交通量が少なければ、ハザードを出して路肩に止めたいぐらいに。
おまけに、さすがに平日、縦列走行のトラックが
跳ね上げる水しぶきのカーテンで視界も最悪。
首都高に入ると状況はさらに悪くなり、
時速70kmでも怖いぐらいに。
ただ、渋滞も混雑もなく、葛西で下りてもすいすいと。
さて、どこだ?
TDRの駐車場前の交差点で左に曲がって舞浜駅方向へ。
すぐにPマークが見えるので、入ってみる。
するとクルマを預けるスタイルの駐車場とのこと。
すぐにマーチを引っ張りだして、ぐるっと半周。
イクスピアリに来たのって何年ぶり?
リゾートラインから舞浜駅へと通過したし、
いや、食べたな、寒い日にラーメンを。
舞浜に行くんだから、TDRの施設で昼ごはんを、という趣向。
迷っている時間はないので、さっさと。
青龍門
渋谷の店に行ったのは、それこそ20年前。
台湾小皿料理と銘打った店は台南担仔麺ぐらいだったから、
まだ、物珍しさもあった。
ホントに小皿だから2人でも数種類を頼めたし、
単価も安くてうまかったから、入りやすい店だった。
しかし、浦島太郎はここで困り果てる。
およそ小皿料理っぽくない、呆れるぐらいの量のセットメニュー。
爆汁焼餃子(490円)
小籠包並み?
まあ、誰だってそれを期待するハズだ、爆汁と聞いたら。
しかし、どこからも肉汁は出てこない。
むしろ、ちょっとパサついた出がらしのような肉。
皮は水餃子向きなぐらいにもっちろとした感じ。
コレは・・・
爆冷生ビール(600円)にもあわないし、
しかも600円とは思えない小ジョッキぐらいのサイズ。
ああ、小皿?いやいや
酸辣湯麺セット(1,280円)
フルサイズの酸辣湯麺に茶碗に山盛りぐらいのチャーハン、
油淋鶏はさほどでもないけれど、焼売が2種。
小皿料理はどこ?
メタボ養成セットとしか思えない。
ただ、コレを2人でシェア。
しかし、何だって酸辣湯麺?
一口で汗が噴き出すし・・・
おまけにたいしてウマくもない、全てが。
店内にはアーガイル柄に円3つがいたり、
金ぴかのネズミのTシャツがいたり・・・
さあ、行きますか、浦島太郎になるために。