6/11(水)
神保町はかなり好きな街だった。
しかし、好きだった洋食屋はどんどん姿を消し、
ラーメン屋が我が物顔で進出しつづけた。
すっかり様変わりしてしまい、
古本屋もあるただの街になってしまった。
なんてことだ・・・いやはや
昨日の出張がやたらと疲れた。
日帰りで名古屋下車はやはり無茶だ、無謀だ。
ぐだぐだに疲れた朝、それでも4時前なんてなあ。
跨線橋大回りルートをやめてから、
どうもタイミングが掴めない。
また1本前の電車に乗ってゆらゆらと。
会社に着いて驚く。
飯田橋の要項用の封筒6種のサンプルが到着していた。
中身をチェックすると、指示した物と違うものが2種。
慌てて封筒屋さんに電話をして、2種の作り直しを、
印刷屋さんに、製本中止をそれぞれ指示。
30分以上もかかって何とか収束させる。
ああ、疲れた、コレだけで。
次の情報誌のゲラをチェックして、
秘密案件の印刷会社からの見積をチェック。
組版費が上がっているけれど、これはないな。
再見積を依頼する。
その飯田橋の秘密案件が週末から制作開始。
明日にはヒアリングシートを戻してもらうけれど、
営業は当然のように手配していなさそう。
クライアントに問い合わせたりしている間に12時半過ぎ。
14時から九段下で営業のイベントがあるから、
その前に神保町で昼ごはんを食べておきたい。
半蔵門からたった2駅で神保町。
白山通りを北上する。
さぶちゃん
キッチングランの隣に位置する、
半ちゃんらーめん発祥の地というか、
普通にウマいラーメンを食べられる行列店。
行列はないけれど、店内は満席。
しかも、カウンターに丼はない。
今から全員分を作って出すのか?
諦めて白山通りを北上する・・・と、へ?
みかさ
のれんに創業昭和59年の文字。
今から30年前にこんな店はなかった、
こんなに神保町にふさわしそうな店は。
暖簾をくぐった左側に食券機、
そりゃないって、こんなこぎれいな店は。
10人も入れば一杯の店内は満席。
ちょっとした人気店?
10分以上待って、ようやく出てくる。
焼きそば(700円)
焼きそば専門店とのことで、
北海道産小麦100%の麺に、自家製ウスターソース。
確かに麺はしっかりと歯ごたえ。
かなりスパイシーなソースに負けない味わいもあるし。
そのソースもかなりうまい。
玉子の下にはネギが風味をしっかりと残していて、
無料でネギ増しもできるらしい。
どこにあったんだろ?
30年前に知っていればなあ・・・
でも、30年後にはいい感じの店になっていてほしい、
珍しくそんなことを思った、この街で。