缶詰だけど、それが何か?

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NS1359_鋸山にダマされて

2014-06-22 18:50:10 | 散歩

おかしくないか
はぁはぁと息を荒げながら嫁さんが言う。
ごもっとも、確かに理不尽だ、
上って下りて、いったい何をしているんだ?

ザ・フィッシュの駐車場から黄色いマーチを引っ張りだし、
国道127号を1km弱。



鋸山ロープウェー 鋸山山麓駅
往復930円。
片道500円だから、7%オフ。
歩いて下山は辛いだろうと往復で買うけれど・・・。

10分間隔で動いているので、ほぼ待たずに乗車。
最後の方だったので、ドア際のいい位置をキープ。
ただ風景を見るよりも、眼下を見下ろした方が楽しい。

山頂駅に着いて、そのまま階段を3階分ぐらい上る。



金谷港辺りを見ると、ちょうどフェリーが浦賀水道辺り。
三浦海岸辺りまではキレイに見える。
振り返って山側を・・・



何、あの駐車場。
あそこまでクルマで上がってこられれば、
この山頂駅にだって、たいして労せずに来られたハズ。
ダマされたな、ロープウェーに
まったくもってその通り。



鋸山山頂
標高329mと高くはないけれど、
久里浜も望めるし、風は気持ちいい。

さてここから地獄のぞきを目指して進む・・・
って、ここから下山である。
しかも、今しがた見下ろした駐車場まで。
何だこのシステムは。
しかも駐車場は無料である。
有料道路が片道930円ということはないだろう、
ああ、ホントにやられた。



日本寺西口管理所
何と地獄のぞきはこの寺の敷地内。
何だこのシステムは。
ロープウェーだけでは、まったく何もできないので、
拝観料600円也を支払う以外に道はない。

腹が立つけれど、しょうがない。

左側に十州一覧台なる展望台があるけれど、
そこは単独なので、上って下りて戻ってくるしかない。
まっすぐ進んで、階段をひたすら上って行く、
山頂駅から下ってきた以上の高さまで。

左右に分岐する道が現れ、左に進む。



石切り場だったことを物語るような岩。
ホントに日本か?そんな光景。



百寸観音
かなりおっかない観音像。
もちろん岩を削りだして作ったモノだけれど、
石工が悪かったのか、表情はかなりおっかない。

そして、左側に目指す地獄のぞき。

分岐点に戻り、またも階段をずんずんと上る、
足がつりそうになっても、しょうがなく。



地獄のぞき
手すりを付けただけで、まったく整備されていない。
下界を覗いても、怖くも何ともない。
それ以上に、インド人の一団がホントにうるさくてうんざり。



いつの間にか晴れて、城ヶ島どころか伊豆半島まで望める。
冬に来たら富士山も望めそうだけれど。



山頂展望台
北側を望むと、断崖、もちろん人工的な、だけれど。
ホントにいい天気になり、汗がダラダラと流れる。

さて、ここから階段をずんずん下る。



二天門
こういう岩のトンネルがあったりするけれど、
とにかく膝が笑うどころか、砕けそうなぐらい、
ホントに死にそうになりながら、山を下る。

ロープウェーで上った2/3は下りたんじゃないか?
嫁さんがぜーぜーとしながら言う。
確かにそれぐらい下りて来た感じがする。



大仏
いわゆる磨崖仏、
横から見ると削りだされたことがよくわかる。
日本の最大の大仏らしいけれど、牛久大仏は?
ああ、座像として、か?

ココにもインド人、そしてランチ中。
何を食べているのか、気になるけれど・・・
そりゃカレーだろ
たまにはバカを休みなさい、ったく。

そして、今度は中国人の団体が登場。
うるせえな、ホントに。

ただ、嫁さんの今日の占いのラッキーアイテムは
外国人のいる観光地・・・アホらし。

しかし、ココからまた上らなければならない。
いっそ下れば、無料駐車場に無料の道路。
しかし、マーチを人質にとられているから、
また上らなければならない。

おかしくないか
嫁さんがぼやくのも無理はない。
上って下りて、また上る。
しかも、かなりの急階段、
ホントに死ねる、マジで。



不動滝
半分ぐらいの地点にある。
湧水を人工的に集めて、ちょろちょろと。
コレはどうなの?

ホントに死ねる、明日はもうダメだな、
そんなことを思いながら、ようやく西口管理所にたどり着く。

またも上って、ようやく山頂駅へ。
ベンチで3分ぐらい座っていると、ロープウェーが到着。
もう少し休んでいたかったけれど・・・。

ただ、3席しかないシートに座れる。
下りも眼下が一番素敵だ。

黄色いマーチに戻ると、ちょっとえくぼ・・・
やられた、ったく。

駐車場から引っ張りだして、127号を北上、
館山道はそこそこの交通量だけれど、
渋滞するようなことはもちろんない。
木更津南JCTで分岐して、木更津南ICで下りる。
また127号とこんにちは。
16号をかすめて、県道87号へ。



三井アウトレットパーク木更津
またまた買い物?
軽井沢で断念したシュッとしたスニーカーを探しに。
しかし、それがなぜかテンピュールの枕に変わる。

すっかり日が沈んだ19時半過ぎにアクアラインに。
久しぶりに海ほたるへと。



北側に青白く光るのはゲードブリッジ。
その右に東京スカイツリーがキラリキラリと。

ダマされるのも、そう悪くない?
いやはやなんとも


NS1359_漁師料理かなや(魚介料理/富津金谷)

2014-06-22 09:14:26 | ドライブ

6/21(土)

どう見ても曇りだよな
環八を黄色いマーチで進みながら嫁さんが言う。
そもそも起きたときから天気はよくなかった。
しかし、先週の日曜日、嫁さんが罹患した千葉ドライブ熱は
もう誰も下げられない、それぐらいのものになっていた、
もちろん雲にだって。

昨日、政吉そばから帰ってきたら
退任が正式に決まった取締役に呼ばれた。
名古屋と西日本、それに秘密案件を見ろ、と。
東京の業務は課長がやるとのこと。

鬱陶しいコンペ案件も大幅に減るし、
やたらと多い相談事もほぼ皆無となる。
悪くない、いや、楽になるんだからいいことだ。

無理です
しかし、夕方、課長が泣きそうな顔で来る。
まあ、彼の仕事量は倍増するし、
全てを決めなければならないから、心的な負担はさらに倍。
2か月で無理だってことにしたいんです
それは困る、オレが楽できなくなるからである。
どうなることやら・・・。

そんなこんなで目が覚めたら5時・・・もちろん曇り空。
フランスがボロ勝ち、そして決勝進出を決める。
ホントに気分屋だよなあ、この国は。

全米女子オープンは横峯さくらがポジションをあげていた。
メンタルトレーナーとの結婚効果?スゴいねえ。

ホンジュラスVSエクアドルはそこそこに、
シャワーを浴び、出かける仕度をする。

9時半過ぎ、黄色いマーチを引っ張りだす。
京急蒲田の開かずの踏切がなくなった今、
快適となった環八内回りをずんずん走る。

大鳥居交差点を右折して産業道路に入り、
大師橋を渡ってすぐに左折。
浮島通りを東へ進み、アクアラインへと。

うみほたるはスルーして、木更津に入る。
そのまま館山道に入って、ぐんぐん南下する。
富津金谷ICで下りれば、まだ11時前。
とりあえず、国道127号をそのまま南下してみる。



the Fish
東京湾フェリー乗り場の一角、
ただ、まだ営業はしていないけれど、
こぎれいすぎて、家向きの店では?



海鮮浜焼き まるはま
テレビで何度かOAされていた食べ放題の店。
すでに何組ものお客さんが焼いているけれど、
さすがに11時、まだまだ行列とは無縁の世界。

嫁さんが探してきたもう1軒も見てみよう、
そう考えて、国道127号を北上、2kmぐらい進む。



漁師料理かなや
こぎれいでオシャレなザ・フィッシュと正反対、
店の雰囲気はばん屋のような感じ。
やっぱりこっちでしょ、家的には。

かろうじて窓際の席に着き、
薄ぼんやりとした対岸を眺めていると、
ガスコンロが運ばれてくる、テンション上がるよなあ。



貝焼きAセット(1,800円)
ホタテにサザエ、ハマグリに大アサリ、白貝。
ホタテとサザエ以外は2個ずつで、けっこうなボリューム。



沸騰してから5分焼かなければならない
サザエから焼きはじめ、ハマグリと大アサリを。
醤油を垂らすと、ああ、ホントにたまらん匂い。



かなや定食(1,550円)
活アジの刺身を中心に刺身の5点盛り。
活け造りなので、アジはイカのような食感。
旨みもすごいし、これだけでも十分すぎる。

ただ、刺身の盛り方がさほどでもないし、
貝もしょせんは貝なので、さほどのダメージはない。



大穴子天ぷら(600円)
活きのよくない穴子を揚げると、くるっと丸まってしまう。
しかし、見事にピンと1本。
さすが富津は江戸前穴子が名物だし、そりゃウマい。
ふわっふわの食感に旨みがたっぷり。
ああ、ホントに。

貝焼きに、かじめ汁セット(495円)を付けたら、
かじめ汁の粘りに呆れながら、満腹となる。



駐車場の脇から海辺におりる。
砂浜ではなく岩場なので、砂のように見えて、
まだ破片状態の貝と石がじゃりじゃりと。
ただ、水はキレイだし、小魚もうようよと。



振り返ると、かなや。
自分たちが食べていた中央あたり席には
もう他のお客さん・・・てか、出る頃にはほぼ満席。

平衡感覚を失わせる階段を上って駐車場へ。
また、127号を南下してフェリー乗り場に再び。



海鮮浜焼き まるはま
たった2時間で大行列。
まだまだテレビというメディアの力を思い知る。

海沿いをふらふらと歩く。



東京湾フェリーサービスセンター
キップ売り場に飲食スペース、
もちろんメインは土産物売り場。
乗って帰っちゃう?
嫁さんがそんなことを言い出す。
3,000円ぐらいかかる・・・自力だとその半分。
諦めて表に出ようとする。



今ではすっかり姿を消したビールの自動販売機。
懐かしい思いで眺めると、ヱビスだって定価。
割高感はない、驚いたことに。
年齢確認実施中
そんな貼り紙があるけれど、どうやって?

マーチに戻ると、目の前にどーんと。



鋸山
富津市と鋸南町の境にそびえるこの山を、
対岸の三浦から何度も見てきた。
ロープウェーが動いていれば、上がってもいいけれど、
けっこう風が強いし動いて・・・いるじゃん。
行こうぜ、行こうぜ
嫁さんのテンションが再び急上昇、
さて・・・