2月25日(土)、15時~16時半、S301教室にて、標記に取り組みました。これは昨年に引き続き2度目の実施です。徳島寺町の願成寺住職の大西智城さんからの紹介で、香港城市大学図書館長で、書道部の顧問であるジェームス・CHING先生と知り合い、遠隔で交流を始めました。書道展ではそれぞれの作品を10数点ずつ送りあって展示し、冬にはZoom交流会を実施します。
今年の交流会は、それぞれ3名ずつのパワーポイントの研究発表を実施しました。香港城市大学には日本語の達者な郭鐘蔚さんという女子学生がいて、日本語で10回以上のメールをやり取りしてこの日の事前準備をしました。途中から四国大学側は、3年生の中国人留学生、王光磊くんに交渉を任せ、また当日の発表の一つと、通訳もお願いしました。
Zoomは、一部屋に2台のPCを置いて音声のやり取りするとハウリングを起こすことを知りました。ちょうど、書道表現論の集中講義で、大妻女子大学の松村茂樹先生が来られていて、先生に教えていただいたことです。この授業を3年生20名が受講していたので、授業の一環でこの交流会に参加してもらうように交渉しました。
会が始まって、最初の挨拶を私がした後に、さっそく日本側の研究発表に移りました。
最初の発表は、2年生の大畠ひまりさんです。伊都内親王願文の臨書作品に関する研究発表です。パワーポイントを1ページ発表するごとに、王光磊くんに中国語で通訳してもらいました。とても上手な発表と通訳でした。
次は、1年生の石堂愛実(まなみ)さんの発表です。孫秋生造像記の臨書に関する研究発表です。これも王光磊くんが上手に通訳してくれました。
3番目は、王光磊くんの篆刻・・・黄士陵の倣刻です。黄士陵の作品の特徴とその書風を倣って作った作品紹介です。これはパワーポイントが日本語表記なので、発表は中国語だけでしました。
15分間の休憩の後に、香港側の3名の発表がありました。こちらの通訳は、香港の郭鐘蔚さんがしてくれました。
発表の中には、蘇軾の漢詩を書道作品化するとともに、それに曲と踊りをつけて動画撮影をした様子を見せていただきました。集団の踊りは、中国の古い伝統と、乃木坂46の現代的な雰囲気を混ぜたような、素敵なものでした。
翌日に、動画サイトのURLが送られてきましたので、各自で以下をクリックしてご覧ください。舞踊の後には、音楽に合わせて両大学の学生の書道作品の画像が登場します。
書道が、様々な芸術と合体して総合芸術に表現されていることに驚きました。
もう一つの研究は、書道研究を、図書館の資料を活用して行うものでした。日本と中国は、同じ漢字文化圏で、書道を通じると、言葉を越えて深めることができます。なかなか有意義な交流会でした。
まだ通訳の問題や、Zoomの音声上の問題に課題が残りますが、今後も交流を続けていけることができればいいと思います。