ぱたぱた仙鳩ブログ

徳島から書道文化を発信します。

喜根井家のペットたち

2015年08月25日 | 日記

8月24日(月)、八王子の喜根井さんのお宅の3匹のペットを紹介します。このブログでペット紹介は初めてかもしれません。

喜根井さんのお宅には、三匹のペットがいます。犬が2匹、猫が1匹です。

歳の順に、最初は18歳の老犬、エコちゃんです。眼も足も弱って、おとなしい犬で、寝てばかりいました。

次がエコちゃんと種の壁を越えて親友の雌猫、カコちゃんです。実は、彼女は交通事故で後ろ足を一本失い、3本足ですが、元気に動き回っている三毛猫です。数年前に家の前で交通事故で死にかけていたのを喜根井さんが救って飼いだしたのですが、実は以前からエコちゃんと仲良しだったことを後で知ったそうです。とても利口で美しい猫です。車に引かれたので「CAR子」で「カコ」なのだそうです。

最後はココちゃん。最近飼い始めた雄犬で、やんちゃ盛りです。子犬の頃は、カコちゃんが可愛がっていたそうですが、今ではカコちゃんの2倍の大きさで、カコちゃんにじゃれ付いてくるので、カコちゃんはちょっと困って逃げ回っていました。

動物の種を超えた友情もあるのだなあと感心しました。これらの3匹は、全然人見知りをしないので、すぐに打ち解けて仲良くさせて頂きました。ペットは飼い主に似ると言いますが、喜根井さんご夫婦もとてもフレンドリーな方々なので、喜根井さんの心を受け継いでいるのだと思いました。喜根井さんとは、書道の掛軸の研究からご縁ができたのですが、今やそのペットとまで仲良くなりました。墨縁は動物にまでつながっているようです。

 


第37回 書論研究会大会 

2015年08月25日 | 日記

8月23日(日)、つくば大学で、標記の大会があり、発表参加してきました。22日(土)のオープンキャンパスを終わらせて、直後に空港に移動し、夜にはつくば市に到着、23日の11時から大会は始まりました。

つくば大学の菅野智明先生によれば、つくば大学で書道の大きな学会が行なわれるには3回目だということでした。

研究発表は全部で5件、講演が2件でした。発表時には、丁寧な手書きの垂れ幕が用意されていました。下の写真のような感じです。

私は、発表の4番目で、「徳島・淡路に存在する巌谷一六・日下部鳴鶴の書碑について」と題して、20分ほどの発表をし、10分間の質疑応答を受けました。一六の碑は徳島に2基、淡路に2基あります。鋭い質問もいただきました。

今回の研究大会では、書論研究会主宰の杉村邦彦先生が、新たに発見された「巌谷一六日記」に関する講演をされたので、その前座的な意味で、一六の石碑の発表を主にしました。杉村先生が所蔵されている一六の作品を掲示されていましたが、これは昔、長野県で高校の教員をしている時に、ある場所で見せて頂いたことがある作品でしたが、後に売りに出されて、現在は杉村先生が所蔵されています。

大会が終わったあとは、つくば駅前のホテルに移動して懇親会を実施、楽しい時間を過ごしました。

この夜もつくば市に宿泊し、24日(月)午前には、八王子市の喜根井家を訪問。ご夫妻と昼食を共にしてから、飛行機で帰宅しました。台風が近づいていて、沖縄方面の飛行機は飛んでいませんでした。もう一日台風が早くきていれば、帰れないところでしたが、なんとか無事に帰り着きました。

 


筆づくりの里・広島熊野を訪ねて2015 -職人の町で学ぼう-

2015年08月11日 | 日記

8月10日(月)、標記の研修に学生6名(1~3年生の希望者)が参加するので、広島県熊野町まで自家用車で送りました。この企画は2年に1度実施されて開始から3回目で、本学の学生は毎回参加させていただいています。猛暑の中、早朝に出発して、11:30には熊野町に着きました。開会式が12:30からなので広島風お好み焼きで腹ごしらえです。その後、熊野町役場の3F会議室に移動。全国で書道や日本画を学ぶ約40名の学生・院生が参加しています。

この後は、グループに分かれて町内の工場見学、この夜は職人さんのご自宅に分宿させていただき、翌日は、筆の里工房や熊野高校セミナーハウスでの研修が予定されています。グループや宿泊は、必ず他大学同士が一緒になり、いろいろな大学の交流ができるようになっていますので友人がたくさんできます。毎回、参加学生達は職人さんとも仲良くなって、珍しい筆もたくさん見たり使えるので大変満足します。私も一緒に見学したかったのですが、夕方に香川県高松市歴史資料館での打合せに参加するために一足先に帰りました。この日は自家用車で550㎞ほど移動しました。研修は12日までの2泊3日です。楽しんでほしいです。


2015年 少林寺拳法徳島県大会

2015年08月09日 | 日記

8月9日(日)、標記の大会があって、私も運営のお手伝いに行ってきました。選手の呼び出しを担当しました。参加選手は約300名です。四国大学からは4名の学生が参加しました。

私も別なコートで試合の呼び出しの仕事をしていたので、彼等の試合の様子は撮影できませんでしたが、表彰式の後に全員で撮影しました。それぞれの種目で活躍しました。1年生だけはまだ入門直後だったので、来年を期すことになりました。

コーチをしていただいている多田先生とも記念撮影をしました。ご多忙な中を、毎土曜日に技術的な指導をしていただいています。

みんなカッコイイですね。私も、自分の学生時代の大会のことを思い出しました。書道で技術や精神を鍛えることも楽しいですが、若い時期に武道やスポーツをして体を鍛えておくことも大切だと思います。私もおかげさまで、30数年後の今でも健康で過ごせていますし、意外に体が軽やかに動いています。

 

 


丸亀市立資料館 講演

2015年08月08日 | 日記

8月8日(土)、香川県の丸亀市立資料館で開会中の「土肥大作と勤皇の志士展」の講演を聞きに行ってきました。会場は丸亀城内のふもと部分にあります。丸亀城の天守閣は、高い場所に築かれた美しい城です。石垣が見事です。

100名以上入る会場は満席でした。幕末志士に関する展示や講演はたいへん人気があります。講師は私がとても仲良くさせていただいている田山泰三先生です。演題は「土肥大作と勤皇の志士と漢詩」です。いつもながら笑いの要素を交えた楽しくまた興味深い講演でした。先生はとてもお話が上手なので感心します。

講演が終わったあとも展示物を見る人で一杯です。

この後は1Fの展示室に移って、学芸員の林さんによる列品解説が丁寧に行なわれました。大変良い展示です。私も、展示物の解読で協力させていただいています。今回は、久坂玄瑞から土肥七助に送った書状の解読もさせて頂きました。これが萩博物館の専門家の鑑定を受けています。新聞記事になったものを掲載します。

http://www.yomiuri.co.jp/kyushu/culture/history/20150806-OYS1T50063.html

展示は9月6日まで続きます。皆様、ぜひご覧ください。