ぱたぱた仙鳩ブログ

徳島から書道文化を発信します。

四国放送祭り四国大学書道コーナーの写真

2023年05月26日 | 日記
去る5月20日(土)・21日(日)に、あすたむランドで開催された「四国放送まつり」に四国大学のテントが出展。書道文化学科と生活科学科の学生が参加しました。その際は私は参加できず、地域連携課職員の菱井さんに学生指導もお願いしました。本日、写真を送っていただいたので、一部を紹介します。
書道文化学科の学生で参加したのは、4年 千葉美由紀、3年 新垣祐樹・藤本陽・大畠ひまり・原田美咲 の5名です。




四国大学の理事長先生が訪問され、作品を注文してくださいました。





藍染の製品などの販売も、書道文化学科がお手伝いすることもありました。



2日間とも好天に恵まれて暑くて、ウチワの注文が多かったそうです。また、祭りのステージには、芸能人の公演もいくつかあって、彼らが書を注文に来たこともあったとお聞きしました。良い経験になったようです。

新入生歓迎練成会2023

2023年05月24日 | 日記
5月24日(水)です。しばらく前から毎週水曜日の放課後は、標記がおこなわれています。1~3年生を縦割り6班に分けて、一回に2班ずつ、練成会をします。この際に、上級生が1年生を指導します。


1年生が丸座になって、作品を書きながら話し合いをしていました。


男子1年生が、3年生の新垣君から指導を受けている最中でした。教員から指導を受けることも大切ですが、上級生が下級生を指導すると、お互いにとって良い学習になります。また、学年を越えた交流が生まれます。


この練成会は、毎週水曜日の放課後を中心に実施され、しばらく続きます。

展覧会作品制作法 授業風景

2023年05月24日 | 日記
5月23日(火)、4~5限、標記の授業が行われていました。会場は3か所に分かれて、それぞれの作品制作に余念がありません。先生も適宜、指導をされ、大学院生2名もTAとして指導に参加していました。


田ノ岡大雄先生が仮名作品の指導をされていました。




辻尚子先生の指導場面に、大学院2年生の田中つぐみさんもTAとして参加していました。


渡邉周一先生の篆刻の指導が行われているのは2階の書道文化センターです。


こちらでは大学院1年生の白石瑞帆さんがTAとして参加していました。


新入生も入学から2か月半を過ぎ、元気に活動していました。

大学院文学研究科2年生による「デザイン書道特論展」(河原玲青展・花は咲く展)

2023年05月15日 | 日記
5月15日(月)、この日から、標記が始まりました。大学院文学研究科2年の書道分野専攻の2名、河原玲青さん、高嶋良子さんによる創作書展です。昨年度末の集中講義、上田普先生の「デザイン書道特論」の授業の一環で企画した2人展です。
この日は、5限に大学院の私の授業で、河原さんと1年生の二人、白石さんと馮さんが受講しているので、授業の半分の時間を使って、河原さんに自分の作品について列品解説をしてもらいました。
河原玲青さんです。彼は在日中国人で、大阪の貿易会社の経営者でもあります。




途中から、辻先生と、上田先生、4年生の笠井さんや吉田さんも見学に加わりました。北側の壁面には、彼が3か月にわたって毎日書いた半紙作品が飾られています。すべて異なる題材て、その日に思った言葉や、漢詩を、様々な書体で表現しています。そのいくつかについて、その意味やその言葉や書体を選んだ理由などを、ユーモアを交えて説明されて、聞いている方も楽しくなりました。全部で300点くらいはあると思います。




ギャラリーの北側壁面が埋まるほどで、壮観です。


南側の壁面には軸作品などを展示しています。






このほか、高嶋さんの作品も紹介します。ちょっとひねった作品が多いです。









パンフレットができているので、両面を紹介します。




5月28日まで、平日の9時~17時 展示しています。
どうぞ、お出かけください。

四国大学書道文化学会2023春季講演会

2023年05月07日 | 日記
5月7日(日)、13時~16時、標記が四国大学R102教室で開催されました。天候が雨の中、学生のほかに卒業生などが大勢参加されました。講師は3名です。

①「徳島ゆかりの女流画家 野口小蘋」 四国大学名誉教授 富久和代先生




お話の後には、黒板に展示した作品をそばで鑑賞できる時間もとりました。


② 「書学書道史の周縁からー毛筆の技術革新の書画表現への影響ー」
  大阪国際大学教授 村田隆志先生



③「漢字作品制作研究の実践」 四国大学教授 森上洋光先生



それぞれ、ご専門の研究に関する具体的なお話を聞き、また画像や作品を見てたいへん勉強になりました。
参加者には3名の先生への感想を書いて提出していただいたので、後ほどコピーして各講師にお送りしたいと思います。

書道は、作品を書くだけでなく、話をお聞きしたり、作品鑑賞したり、研究書を読むことも重要です。