10月27日(土)、午前中に、徳島市国分町の健祥会福祉専門学校の学園祭のオープニングイベントのゲストに呼ばれて、書道クラブ7名のメンバーを引率してきました。
10:15に到着すると、もう祭りは始まっていて、数多くの露店が出てにぎわっていました。出番は11:30頃です。
その前に、吉本興業の「徳島住みます芸人」である「キャンパスボーイ」のお2人の漫才を見て楽しい気持ちになり、準備も終わって、これから始まるところです。会場の庭を取り巻いて大勢の方が椅子に座っています。天気が良いのですが、思った以上に風が吹いて、急遽ブロックの重しをお借りして、シートを押さえました。
最初は、2名の学生による一字書の揮毫です。右の写真は、女子学生が勢いよく、「絆」の文字を書いています。彼女の動きが速いのは、髪の毛の跳ね上がっている様子からわかるかと思います。もう一人の男子学生はこの後に、「彩」の文字を書きました。
次の作品は「一粒大の涙はきっと」という歌の歌詞を6名の学生で書いた作品です。虹の部分は前日に塗って準備してありました。歌詞を書いた後には題名を書いているところです。書も美しいですが、気合いっぱいに書いている姿は本当にエネルギーにあふれた美しさを感じさせます。
曲に合わせて、迫力いっぱいに書き上げました。観客が見やすいようにみんなで作品を立ち上げます。会場は、その迫力に驚いて、拍手喝さいをいただきました。
最後に全員が、キャンパスボーイからインタビューを受けています。
この作品は乾かしてからプレゼントしてきました。後日、この専門学校内に展示されるとのことです。
片付けが終わった後は、学生たちは露店で様々な料理を頂いて楽しみました。
地域のお年寄りや福祉施設の入所者の方や家族も大勢来られていて、とてもアットホームなお祭りでした。主催者の方からは、「思った以上に迫力があって感動しました。」と言われ、喜んでいただきました。また観客の皆様からも称賛の言葉をいただき、学生はうれしそうでした。
学生にとって、このような地域活動に貢献し、書道を認めていただくことは、今後の勉強のやりがいにもつながります。
これを発表するまでには、彼らは休日返上で毎日のように準備練習をし、協力して努力しています。このような苦労が観客や主催者の喜ぶ笑顔で、一気に喜びに変わります。若い時にこのようなことを体験できることは一生の財産になります。
充実した気持ちで14時ごろに学校に帰りました。明日は、徳島県美馬郡つるぎ町半田で「半田そうめんまつり」のオープニングで、やはり書道パフォーマンスが予定されています。会場はつるぎ町スポーツセンターです。
〒779-4402 美馬郡つるぎ町半田字田井202番地
http://www.town.tokushima-tsurugi.lg.jp/koho/24oct/handasoumenmaturi.pdf
四国大学の書道パフォーマンスは10:30ごろからあります。お近くの方はぜひお越しくださいませ。またしても、キャンパスボーイさんと一緒の出演です。ちょっと雨が降るかも知れませんが、会場は体育館ですので安心です。