7月28日(土)、暑い日が続いています。でも仕事に追われていてかなり夏バテ気味です。授業は31日で終わりですので、ようやく少し時間ができそうです。
先週、徳島市の中心市街地活性化対策室に行って、4月から担当になった高田真希さんと初めてお会いし、横断幕の新しい企画について話し合いました。
昨年までは山田さんという支援員の方だったのですが、今年度から、組織が変わり、徳島商工会議所が上記の組織をこの施設に作りました。
籠屋町の横断幕は一昨年度から私がアイデアを出して始めましたが、2年間で4回ほどの企画で様々な言葉を書かせて頂いています。
今年は、阿波踊りのため言葉を展示することを数週間前に商店街と高田さんに投げかけて、了解を得ました。高田さんと阿波踊りに関する言葉、観光客をもてなす言葉を出し合い、10種類の言葉を決めました。
「歓迎徳島」 「ようこそ阿波おどり」 「情熱躍動」 「乱舞」 「豪快あでやか」 「おどる阿呆」 「おどらにゃソンソン」 「ヤットサーヤットサー」 「おもっしょいんじょ」 「えっとぶり徳島」
横断幕は1m×4.5mです。この比率は、ほぼ半切画仙紙の比率(1:4)に近いので、担当の学生を決めた後は、その学生に言葉を選ばせ、半切で構想を練ります。作品構成は多少アドバイスを加え、草稿が完成したら、本番清書です。
横断幕は地上7mほどのところに架かります。上がると思ったよりも小さく見えますので、作品自体は力強く書いた方が映えます。
学生たちは一気に書いて、1~2枚で仕上げます。落款も入れさせて、最後に私が「四国大学」の印を押して完成です。
墨を乾かすのに1~2日はかかります。昨日でようやく10種類完成し、更にゼミ生には活性化対策室の看板も揮毫させました。
これらの作品は8月1日に籠屋町商店街アーケードに掲げる予定です。阿波踊りが終わる8月15日までは展示されます。
なかなか楽しい作品になりましたので、徳島を訪れる観光客の皆さんも含め、大勢の方に鑑賞して頂きたいと思っています。どうぞお楽しみに。