ぱたぱた仙鳩ブログ

徳島から書道文化を発信します。

学内の展示作品 架け替え

2024年05月17日 | 日記
5月17日(金)です。総務課前の展示作品の一部を架け替えました。季節感の合わなくなっている言葉の都合です。


左から、4年生の新垣祐樹、谷口風稀の作品。 


日本文学館の1F西側の展示スペースに飾っていた3点のうち2点を架け替えています。いままで日本文学科の学生の作品でしたが、新たに3年生の竹内友里、石堂愛実の作品を加えています。
5月1杯の展示で、6月からはデザインコースの作品になります。デザインと書道と月替わりで交代で展示しています。


これも言葉の内容が季節に合わなくなってきたらまた架け替えをする予定です。学生から作品を募集していきます。お楽しみに。

学生の活動紹介と秋のイベントのための準備

2024年05月17日 | 日記
5月16日(木)は、大学全体の球技大会があって、学生は9時から中庭に集まって開会式に出席していました。この後チアの演技もあったようです。この日は授業がありませんでした。様々な競技に分かれて、試合を楽しみました。私は、午前中に、地域連携課職員さんやデザインの上野昇先生と共に、吉野川市まで出張でした。


自家用車で1時間程度の距離に、吉野川市鴨島公民館があります。後期の初め頃、10月5日(土)に、吉野川市市制20周年記念式典がこの会場で行われる予定で、その開会式のオープニングの演出を四国大学が担当することになりました。デザインの上野昇先生が中心になって実施するプロジェクションマッピングと、書道パフォーマンスをコラボで実施し、その後にメディア情報学科が制作した記念ビデオ映像を流すというものです。大学の様々な部門が協力して地域イベントを盛り上げようという企画です。

この日は、会場の状況や、プロジェクターの映り具合、音声の程度、書道パフォーマンス作品の大きさや、照明の状況を確認する下見のために同行しました。以下がステージに映像を映して実験している様子です。





この会場には当日、約300名の観客が入るそうです。
書道パフォーマンスは、高さ3m、横5mが適当で、ステージの背景はプロジェクションマッピングを映し出します。10m幅のブルーシートも購入する必要があります。
当日の演技の状況は地元のケーブルTVで放映されるために、著作権フリーの音楽を選択して決め、それに上野先生が映像を合わせることになりました。
このパフォーマンスは経験値の豊富な、学生GPの3年生グループ「笑輪」に依頼する予定です。公演が近づいたらリハーサルの様子などもご紹介できると思います。
イベントに学生が参加する場合は、このように事前に教員が下見に参加することもあります。

新入生歓迎錬成会2024①

2024年05月08日 | 日記
5月8日(水)です。この日から毎週水曜日の4~5限目(14:40~17:50)は、3週にわたって、2班ずつ新入生歓迎錬成会が実施されます。班は1~3年生の縦割りに6班に分けていますが、この日は1・2班の実施日でした。
最初に、班ごとに自己紹介と挨拶です。



それぞれの作品に取り組みます。



大学院1年生の西村美咲がTA(アシスタントティーチャー)として新入生の指導に入ります。この日は学科教員が会議でしたので、指導は主として彼女に依頼しました。指導力のある院生で、依頼されれば手本も書いてあげていました。




1年生もだいぶ大学に慣れてきて、各自のペースで熱心に書作に取り組んでいました。この錬成会は、10月にも実施し、11月末には完成作品を「芳藍書道展」で発表します。


四国大学書道文化学会2024春季講演会

2024年05月06日 | 日記
5月6日(月祝)、13時から、標記がR201 教室で開催されました。


中国の浙江大学中国幻術研究所の汪永江教授の講演がZOOMで実施されました。京都芸術大学非常勤講師の渡邊浩樹先生が、通訳を担当され、本学の中国人院生2名(趙若杉、馮琳凱)が補助に入りました。渡邊先生は、本学の大学院文学研究科院生の時に浙江大学に留学し、中国語も堪能です。
「字体から書体へ、字典から法帖へ ―儒家の書法教育観念と体系について」
原題:《从字体到书体,从字典到字帖——儒家书法教育观念与体系简论》
という題名で、書法を学ぶには、①文字学 ➁書法史 ③書法美学 の順で学ぶのが良い。また書法教育は道徳教育と密接につながっていることを述べられました。



次は田ノ岡大雄先生の講演です。
演題は「源氏物語(三條西家本)の書風について」
室町時代に三條西実隆らによって書写されたとされる『源氏物語』の写本の書風に関するお話でした。





書道文化学科の学生が主体ですが、卒業生や地域の一般の方も数名参加してくださり、書を学問的に深める時間となりました。