ぱたぱた仙鳩ブログ

徳島から書道文化を発信します。

エクセレント雅 書道教室2017⑦

2017年11月30日 | 日記

11月30日(木)午後に、標記の書道教室が開かれました。緒方さんの授業です。

この日の授業の題材は川柳でした。

このような楽しい内容です。

緒方さんも受講者の皆様もだいぶ授業に慣れ、楽しい雰囲気だったということです。

ここでの緒方さんの授業は来月で最終回となります。

 

 


インド舞踊公演のためのタイトル揮毫

2017年11月30日 | 日記

11月29日(水)、標記の作業に、ゼミ3年生の玉城千博さんが挑戦しました。

知人であるインド舞踊家の櫻井暁美先生からのご依頼に応えるためです。既に私が試作品を2枚制作してお渡ししてありますので、あとは幕のタイトルを12枚書く必要がありますが、玉城さんと星川さんで半分ずつ分担して書きます。紙は1週間前に、既に予定枚数を切って用意してあります。

乾かすための場所が必要な都合もあり、この日は、玉城さんだけに書いてもらいました。まずは、研究室で、半紙に題材6枚に使われている文字の練習をしました。書く内容は下記のとおりです。

・・・・・・・・・・・・・

第1場  「消せない記憶」恐怖、苦痛、悲しみ,絶望

第2場  「鎮魂の祈り」

第3場  「平安を求めて」

第4場  「生きる確信」

第5場  「幻の桜並木」

第6場  「神よ、怒りを!」

第7場  「美しいものへの憧れ」

第8場  「インド舞踊の公演会」  演目「いたずらっ子クリシュナ」

第9場  「命の再生・希望」 

会場を移して、一気に書き始めます。

墨が完全に乾いてから、上下に棒を糊で付けて、軸にします。

公演内容は下記のとおりです。櫻井先生は、日本におけるインド舞踊のパイオニアです。以前の同僚だった彫刻家の井下俊作先生のお姉さまで、大阪府在住で、長年インド舞踊のために尽くしてこられましたが、今回、故郷に錦を飾る公演を企画されました。

公演内容は下記のとおりです。ぜひお出かけ下さい。学生の書いたタイトルは、公演の中で使われます。

・・・・・・・・・・・・・・

  インド舞踊公演 インド舞踊塾ギータンジャリ            

インド舞踊へのいざないパート41  櫻井暁美・心の旅路 77

公演目的  祝・徳島日印協会設立30周年、被災地復興支援チャリティ、外務省日印友好交流年記念事業参加

 2017年12月10日(日)午後2時開演(1時30分開場)

 会場   羽ノ浦町コスモホール    徳島県阿南市羽ノ浦町中庄ナカレ16-3  電話 0884-44-5000

 参加費 (前売り)2000円(一般)1500円(学生、70歳以上)1000円(小中生)(当日) 各500円増 (同伴幼児)無料

 申し込み、お問い合わせ先   090-2825-2809(井下)、090-3994-4525(櫻井)

 


芳藍書道展2017 四国大学書道文化学会

2017年11月27日 | 日記

11月26日(日)、標記の展覧会の最終日で、書道文化学会も行われました。

岡谷さんの創作作品「月」。

森川さんの篆刻。

教員は色紙作品を出しています。左は辻先生の作品、右は私の作品です。甲骨文の「継」を作品にしてみました。

午後になって、書道文化学会が始まりました。総会を15分程度実施した後、蓑毛政雄先生の研究発表でした。貫名菘翁の自用印(2)というものです。先生は篆刻の専門家として、貫名菘翁の印影を183も集められ、その一部の内容を紹介していただき、どのような意味の言葉が彫られているかを教えていただきました。

次に、元、徳島県の高校の書道教員で、退職後に鳴門教育大学大学院で勉強されて臨床心理士の資格を取られ、活躍されている福永久美子先生に「心理療法における書道療法の開発 -不登校児童生徒のこころの理解ー」に関してお話をいただきました。書道療法は、今後注目されていく分野ですが、まだ研究者は少なく、先生は貴重な存在です。

四国大学の卒業生で、小松島高等学校で書道教員をされている平尾卓美先生に、「書道の授業で育む生きる力」と題して、授業の実践報告をしていただきました。阿波弁の直接話法を駆使された熱意あふれるお話で、聴衆は心をぐっとつかまれました。

良い作品を見て、良いお話を聞いて、充実した一日となりました。

 


県議会ホールでの展示作品

2017年11月24日 | 日記

11月24日(金)、午後に、標記の作品搬入をしました。

左から紹介します。まずは4年生の中野佑衣さんの作品。金子みすゞの詩です。

3年生の松村紗希さんの一字創作。「動」。

1年生の伊熊麗奈さんの篆書作品「綺羅星」。

4年生の笠原奈菜さんの藍染衣料の作品。染色も抜染も本人がすべて行いました。「想」。

4年生の米澤優香さんの藍染と抜染のハンカチ作品。左上の月光のグラデーションも工夫しました。

4年生の界慶子さんの漢字かな交じり作品。「希望の花を咲かせよう」。良い言葉です。

12月14日まで、約3週間展示されます。12月14日(木)には、この場で、書道部による書道パフォーマンスも予定されています。

作品をどうぞ、近くでご鑑賞下さい。

 

 


内町文化祭2017

2017年11月19日 | 日記

11月18日(土)午後、仕事の終わった後に、徳島市役所の近くの幸町会館に、内町文化祭を見に行きました。ウッドアイビスからご紹介を受けた文化祭です。

2階に、工芸品・絵画などの展示がありました。地元の皆さんの手作り品です。

子供たちの書道作品のコーナーもありました。

中学生が、書写の授業で短冊作品を制作していました。このような形で、書道文化に触れさせておくのは大切なことです。

2階の奥の部屋には、外国人の皆さんの作品も展示されています。

既にこのブログで紹介した、ヘネシーさんとペドロさんの書のランプシェード作品。ヘネシーさんは芸術家で器用な方なので、横にはマフラーの手編みも作って置いてありました。マフラーの出来が完璧なので驚きました。

アナスタシアさんの作品。

アザリアさんの作品。そして、卒業生の糀真理子さんが書いている、「氏名の文字を折り込んだ色紙」。アザリアさんは既に帰国されました。

6階の児童館には、子供たちの作品展示がありました。中で、習字をしている自分を粘土で表現したかわいい作品がありましたので、思わず撮影しました。

文化祭は19日(日)までです。お近くの方はお出かけ下さい。