2月26日(日)、月1回、徳島市の中心部の紺屋町で、午前中に開催されている朝市である「わくわく日曜市」に出かけました。
ここでは、地元産の野菜や食品を中心に、主として生産者が露天を出して、販売をしています。
昨年の12月末に3周年を迎えた日曜市ですが、その際に商工会の依頼で学生が筆書きした垂れ幕を飾らせて頂きました。でもその時は急用ができて、時間内に行けず、もう片付けている時間になってしまったので、今回は開催中の午前に行きました。
今回2名の学生が書いてくれたのは「日曜セリいちば」という文字です。この垂れ幕が飾ってあるテントの中で「セリ」をしながら商品を販売するイベントが開かれたそうです。私が行ったときはもう終わっていましたが、垂れ幕は立派に使われていました。
このような機会を頂けて、町の皆様に学生の書を見て頂けるのはありがたいことです。
徳島市では、このところ、中心市街地で、定期的にこのような露天を出して、生産者が直接消費者と会話をしながら販売する形式の市場が開かれて、大勢の人が集まっています。
わくわく日曜市のほかに近辺でボードウォークやグルメフェスタという催し物もあって、複合的に大きな催しになっています。
大型ショッピングセンターも買物には便利ですが、生産者との対面で、コミュニケーションしながら買い物ができるのはたいへん楽しいものです。これが、商店街の良さなのではないかと思います。町の人たちが知恵を絞って頑張れば、そこに必ず魅力が出てくるものです。
双方が競争して頑張ることで、町全体に活気が出ていくのではないかと思います。そういう意味で徳島は今、とてもよい雰囲気になりつつあるように思います。書道もそれに協力できればうれしいことです。