ぱたぱた仙鳩ブログ

徳島から書道文化を発信します。

阿波銀プラザ サヨナラらくがき大会 書道パフォーマンス

2017年12月29日 | 日記

12月29日(金)、15:00~ 徳島市東新町の阿波銀プラザで標記の会があって、学生4名が書道パフォーマンスを披露しました。この施設の2Fは、44年間にわたって芸術作品の展示に使われてきました。この隣には、行員の子供たちを預かる保育所もあって、一部の子供たちにも馴染みの深い施設です。この度、建物を建て替えるために、子供たちに中の壁や床に落書きをして遊ばせるというイベントが開かれました。行員の奥様の中に、本学の書道文化学科の卒業生の方がいらっしゃって、壁への書道パフォーマンスを大学に依頼され、書道部の4名がそれに応じました。施設の移転予定に関しては下記サイトをご覧ください。

http://www.awabank.co.jp/files/2215/0727/4324/news20171006-1.pdf

担当の方から子供たちに、落書きの仕方の説明がありました。様々な色の絵具やマジックペンが用意されていました。

学生も、子供たちのお世話をしました。手の平に絵具を塗って壁や床に押し当ててもいいのです。

子供たちは、普段はできない落書きを思いきり楽しんでいました。

一通り、落書きが終わったあたりで、今度は学生が書を書く番です。左から1年生の板東杏樹さん、後藤真理奈さん、香川百々花さん、2年生の矢部育実さんです。

まずは色水のスプレーで模様を付けます。

板東さんが「一」の字を書いた後、次の文字に移ります。2名が作品を書いている間、他の2名はダンスで盛り上げます。

後藤さんが「等」の字の下部を書いています。垂直面なので、墨がどんどん垂れてきます。手が汚れても思い切って一気に行きます。

矢部さんが次の字の上部を書きます。

最後に、香川さんが仕上げます。

印のシールも貼り付けて、完成です。できました。皆さん、どうでしょう? 子供たちもこの迫力ある演技を、驚いて見つめていました。

終了後にMCです。阿波銀行が目指す「一等星」としての銀行の合言葉です。1年生の3名が、自分たちの書道有志グループの宣伝もしていました。

この後、矢部さんから、2月25日(日)に阿波市役所のアエルワホールで、かぜまーるによる書道パフォーマンスがあることの告知がされました。

https://www.livewalker.com/mdata/detail.aspx?i=24606

墨で真っ黒になった手の平を見せて、記念撮影です。お疲れ様。

この後、学生が書いたひらがなのカードに子供たちが絵を書き入れてカルタを作り、それを使ってカルタ大会が行われました。

子供たちと一緒に楽しく過ごしたイベントでした。学生にとっても、めったにできない珍しい体験になりました。

 


勝浦町でのひな祭り書道展会場見学

2017年12月28日 | 日記

12月27日(水)、午前中に標記の出張に行きました。2月18日からの書道展会場の下見です。勝浦町に新たにオープンしたスーパーサテライトオフィスが一つの会場になります。南部地区のコーディネーターの久米さんと、今度新たに勝浦町のコーデネーターになられた平瀬さん、そして勝浦町の住民でもある本学の地域連携の石田課長さんにいろいろご案内いただきました。昨年に引き続いて、美波町の図書資料館で実施予定でしたが、耐震工事のために難しくなり、急遽、久米さんのアイデアで、勝浦町での実施に変更することにしました。ここの看板は、かぜまーるの5名の合作によるものです。

内部の壁に、額や掛軸を展示できそうです。

建物の近くには、ビッグひな祭りの会場もあります。この壁にも飾ります。次年度で、30周年だそうです。

このような場所に展示予定です。

あと、もう一つの会場は、一昨年・昨年と展示でお世話になった「風の駅さかもと」です。この日は、会場まで行きましたが、お休みでした。現在は土日のみの営業になっているようです。「四国大学書道展」と大きく表示を出して下さってありました。ありがとうございます。

実際の作品制作やポスター制作は1月中の授業で実施し、2月中旬までに軸装や額装の作業をします。どうぞお楽しみに。

 

 


四国大学吹奏楽部 第32回定期演奏会

2017年12月28日 | 日記

12月27日(水)、夕方、標記の発表を聞きにあわぎんホールに行ってきました。昨年は所用で行けませんでしたが、今年は、書道文化学科の学生が4名も参加していて、学生たちからお誘いを強く受けたので、夫婦で行ってきました。仕事が長引いたので、第一部の終わりごろに会場入りし、実質的には1時間ほど鑑賞することができました。

年々、レベルが上がっていて、昨年・今年は全国の大学の吹奏楽コンクールでも良い成績を挙げています。

4年生の本倉明日花さんは、コントラバスを弾いています。バスのパートリーダーです。クリスマスの扮装で弾いていて、よく似合っています。

ホルンのパートには、2年生の黒田菜月さんと1年生の北尾芹菜さんがいます。彼女たちのすぐ前で、顧問の楫完治さんがオーボエを吹いています。

サクソフォンのパートに、1年生の山本羽純さんがいます。

途中に、4年生による寸劇もあって、楽しい演出がなされていました。毎年、様々な工夫がされていて感心します。

2年前に鑑賞させていただいた時に比べると、演奏にメリハリがついてさらに精度が上がっているように感じました。コンクールの評価が上がっているのも当然です。演奏が終わった後には、快感や充実感を感じました。ありがとうございます。

かつて中国の書家の中には、音楽演奏や、様々な他分野の芸術鑑賞から、表現のリズム感や強弱の感覚をつかんだ者がいたという話があります。他分野の学問芸術も、人の感覚に快感を与えるコツは同じなのだと思います。これは将来、彼らが別な仕事に就いた時も必ず役立つはずです。吹奏楽でつかんだ表現能力を書道にも活かして、さらに良い作品を制作してくれる学生が生まれてくることを期待しています。

 


サンタが川からやってくる

2017年12月23日 | 日記

12月23日(土)、午前中はお仕事で、午後に徳島の中心部に出てみると、新町橋のたもとに赤い色のかたまりがありました。

近寄ってみると、人の集団だとわかりました。

徳島市のクリスマスイベント、「サンタが川からやってくる」でした。サンタの格好をした約100人の男女ランナーが、袋にお菓子やおもちゃ、文房具などを入れています。

この後、三々五々、商店街や百貨店、駅方面に繰り出していかれました。通行する子供たちにプレゼントを渡すのです。なかなか楽しい瞬間を見ました。世はクリスマス間近です。


うだつをいける2017 看板制作

2017年12月23日 | 日記

12月23日(土)です。今日は午前中に、文学書道館で会議に出席します。

1週間前に3年生の玉城千博さんが標記の看板制作に挑戦しましたが、その時の様子を紹介します。長さ4mほどあります。当初は4年生が書く予定でしたが、早めに制作することを求められ、卒業論文の多忙な時期と重なってしまったので、3年生のゼミ学生に依頼しました。

この看板を書かせていただき始めてから4回目になります。このブログに歴代の看板を紹介しています。歴代は、脇町まで学生が見学に行って、会場の下見をしたり、イベントの説明をお聞きしてから書かせていただいていたのですが、今年は時間の都合もあって、見学には行かずに、過去の看板写真を参考にして制作させています。また、昨年までは揮毫者の名を別紙に書いていたのですが、今年は看板内に書かせていただく形式にしました。

新年の1月7日(日)に美馬市脇町で飾られますが、その折に彼女を連れて撮影に行く予定ですので、その様子はまた紹介いたします。今年も假屋崎省吾さんとお会いできるでしょう。ご都合がつけば、学長先生も同行して下さることになっています。