3月23日(水)です。
香川県高松市の塩江町歴史資料館の藤澤保さんから、標記の冊子が送られてきました。藤澤さんは、塩江の藤澤一族を代表して、東畡の一族の顕彰作業に尽力されている方です。このブログで過去に紹介した歴史資料館の運営にも携わっておられます。既に開館5周年を迎え、記念事業として作られたそうです。
A4判、全89頁で、42の石碑や木彫扁額の場所、写真、原文、注、現代語訳が細かく記載されています。これだけの数の資料を丹念に集められ、まとめるエネルギーには感服します。香川県だけでこのように多数の石碑が藤澤家に関係していたことに驚きました。歴史資料として、たいへん価値の高い冊子です。
一部に私の過去に解読した内容も使っていただいています。
高松市の地域まちづくり交付金事業として出版され、塩江町歴史資料館にて入手できます。この資料館は毎月の最終日曜日の10~16時だけ開館していて、直近では3月27日(日)に開館しています。ぜひお出かけください。詳細は下記サイトをご参照ください。
ここでは大学院修了生の渡邊浩樹君の企画した篆刻資料の企画展も開催中です。