12月23日(日)、朝8:00に徳島市紺屋町に行ってきました。今年で4周年となる「わくわく日曜市」に買い物に行ったのです。
しばらく前に、徳島商工会議所の多田さんに依頼されて、授業の中でこの日曜市のラベルを学生に書いてもらいました。
一字書を書いたメンバーと同じ3・4年生のメンバー10名です。
各自3枚ほどずつ書いています。その3枚もなるべく雰囲気を変えて、見た人が楽しめるようにリクエストしておきました。全部で30枚ほどは写真のように貼られていました。日曜市は10店ほどのテントがすでに出ていて、たくさんの人が買い物に来ていました。みなさん、この表示を見てくれたでしょうか?
ここには、農産物・海産物が出されていて、素朴でおいしく健康的な食材を安く得ることができます。
私も、時々は来ていて、特に神山町の梅干し、1枚10円のフィッシュカツ、美味しい野菜類、小松島のちりめんは必ず購入します。フィッシュカツは揚げたてて、信じられない値段ですが、一人10枚までの限定で、1時間半ほどでなくなりますので、早めに来た時だけ買います。
今日は「イカ入りちりめん」が安く売っていたので、妻の実家への年末の土産に大量に買いました。通常のちりめんはイワシ・コウナゴなどの幼魚ですが、ここには半分ぐらい、イカの幼生が入っています。今日、家に帰ってから食べてみました。適度な塩味と柔らかさで、白いアツアツのご飯に載せて食べるとたまりません。今日買ったものにはタコの幼生もたくさん入っていてますます味が濃かったです。
きっと、幼魚が大量に住んでいる藻場のような場所で捕ってくるのだと思います。こんなに小さいうちに捕って食べてしまうのは、少しかわいそうにも思いますが、これも一つの食文化でしょうし、豊かな海産資源の証拠です。このような特別な市の時にしか手に入らない物産です。私は長野県生まれで、このような食文化が身近にあるということに驚きます。
このような朝市が多くの人の努力で運営されて続いていることがすばらしいと思います。学生の書がその雰囲気を盛り上げるのに少しでも役立てばうれしいことです。