ぱたぱた仙鳩ブログ

徳島から書道文化を発信します。

新入生歓迎錬成成果展2019②

2019年06月26日 | 日記

6月24日(月)から、標記が書道文化館1Fギャラリーで開催中です。3・4班のメンバーの作品展示です。紹介します。2・3年生は大学での学習が実を結びつつあり、1年生も堂々と作品発表をしています。

古典の臨書作品が多いので、内容面ではわかりにくい展覧かと思いますが、このような臨書学習を積み上げていくと、自分のスタイルが徐々にできていって、やがては自由自在に個性的な作品も書けるようになります。その勉強の最中の様子がわかります。

この展覧は6月28日(金)の夕方にはずして、5・6班の作品に入れ替えますが、それが今年の新入生歓迎錬成成果展の最終展示です。これらの展示が終了すると、全国高校書道展の入賞・特選作品展示に切り替わります。

 

 


和太鼓コンサート「つなぐ」 かぜまーる(遙香・育実)出演

2019年06月23日 | 日記

6月23日(日)、14時~ 吉野川市鴨島公民館江川わくわくホールで、標記のイベントがあり、卒業後のかぜまーるの書道パフォーマンスを見ました。会場は、徳島から車で40分くらいの距離。

鴨島鳳翔太鼓のコンサート「つなぐ」に、徳島在住の2名、遥香さんと育実さんが特別出演しました。ポスター題字は育実さんの書を使用しています。

会場は満席です。

太鼓の曲が1曲終わった後に、二人が登場。パネルを後ろで支えているのが、書道文化学科の後輩の3年生の板東杏樹さんと2年生の安部絵梨奈さんです。

最初は、2枚の立てたパネルに書きました。勇壮な太鼓の演奏と書道パフォーマンスは、とても相性が良いと思いました。

次に床に置いた作品。

完成後に引き上げてステージバックにします。

司会者からのインタビューを受けました。

初めに書いたパネル作品はステージの両脇に飾られました。

大作品は、これ以後の演奏の背景として使われました。仙台から来た「Atoa.」のメンバー5名です。鼓童から別れ出たグループで、迫力満点でした。このほか、尺八の高橋侶山さんの演奏もありました。

鴨島鳳翔太鼓には、子ども部門のグループ「かわせみ」もあって、大人顔負けの勢いで演奏していました。彼らが大人になった時に、鴨島鳳翔太鼓は全国的に有名になるのではないかという予感を感じさせます。

約2時間の演奏の最後に、二人が再登場しました。最後の演出です。

演奏者全員が登場してご挨拶して終了しました。

終了後に4人で撮影しました。とても充実した公演でした。

卒業後にも、活躍しているかぜまーるの徳島組です。学生時代に学んだことを生かして、地域に貢献してくれていることを嬉しく思いました。

来週は、四国大学の父母会で沖縄に行きますので、沖縄組の3名にも会ってきます。

 

 

 

 


文化の森の「猫神さん」

2019年06月01日 | 日記

6月1日(土)、午後に徳島の文化の森に行きました。この駐車場入口近くには、俗名で「猫神さん」と呼ばれる「王子神社」があります。

https://oujijinja.com/guide.html

正式な祭神は天照大神の第三王子の「天津日子根命」なので「王子神社」なのですが、それは古くからの土地神でもあって「根子神」です。その音が同じなので猫神さんとも呼ばれ、猫は冷静なので、学問の神にもなったそうです。受験生が大勢参拝にきます。

拝殿では、多くの招き猫が出迎えてくれます。

この境内には複数の猫が住みついていて、参拝客とも交流があります。

きじとらの「ふくちゃん」です。この神社の看板猫だそうで、積極的に人間に寄ってきます。

はちわれの「もーちゃん」です。この名前はホルスタイン牛の模様に似ているからでしょうか。はちわれとは、顔の上に八の字型に黒が入る猫を言うそうです。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%AF%E3%81%A1%E3%82%8F%E3%82%8C

この神社のボス猫的存在の賢い老猫のようで、とても貫禄があります。表情が人間ぽい上に、いつも落ち着いている猫で、人間の言葉もある程度わかるのではないかと思うことがあります。

神社の壁に令和を猫文字で表現したデザインが2枚貼ってあって面白かったので、紹介します。こういう表現は、一見ふざけているように見えますが、実は書の本質にも関わる部分があります。

文化の森の中の博物館では、様々な企画を実施中でした。鉱石の展示が面白かったので、少しだけ観て帰りました。

文化の森にお出かけの際は、猫神さんにも是非ご参拝下さい。