ぱたぱた仙鳩ブログ

徳島から書道文化を発信します。

県議会ホール 書道パフォーマンス映像公開

2022年12月29日 | 日記
12月29日(木)です。徳島県議会事務局から、下記のメールが届きました。先般の映像を公開することが出来るようになったとのことですので、ご覧ください。
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たいへんお世話になっております。
このたびの書道パフォーマンスにつきまして
たいへんお世話になりありがとうございました。
先日ご確認いただきました動画につきまして
YouTube配信をさせていただきましたので
ご連絡させていただきます。
下記のURLで公開中です。
 ↓
https://www.pref.tokushima.lg.jp/gikai/gikai-topics/7203288/

今後ともどうぞよろしくお願いいたします。


TAG‐RI-BA 鳥居龍蔵の見た台湾

2022年12月24日 | 日記
12月24日(土)です。この日は午後に徳島駅前のTAG‐RI‐BAの5階で、鳥居龍蔵の講演会がありました。鳥居龍蔵は徳島市の生れで、後に世界的な人類学者・考古学者となった人物です。

最初に徳島県立鳥居龍蔵記念博物館館長 長谷川賢二さんのご挨拶がありました。この記念館と四国大学の共同研究のため、TAG‐RI‐BAで講演会が実施されました。


講師は同館学芸員の石井伸夫さんです。この日は、龍蔵が台湾における5回の調査内容についてのお話でした。




この後、3階に移って、展示物の解説をお聞きしました。


分かりやすい説明でした。鳥居龍蔵の偉大さをますます実感しました。
今年になってから台湾は政治的な問題で世界的な注目を集めていて、鳥居龍蔵に関する注目も徐々に上がっている感じがします。

3階の展示は明日、25日(日)までです。どうぞお出かけください。

がんばろう商店街 東新町での展示

2022年12月24日 | 日記
12月23日(金)です。本日で12月の授業は終了です。徳島には珍しい大雪が降ったので、午後の授業はなくなり、会議も前倒しされて、午後は標記の作品搬入に行きました。

2022年12/24~2023年1/29の期間中、国の事業である「がんばろう商店街」で東新町商店街の活性化事業が採択されました。その事業の中に徳島県内で活動しているアーティストの作品展示として、書道文化学科の作品展示も協力することになりました。これを計画したのは、四国大学のTAG-RI-BAの運営にも協力していただいている、徳島の企画会社ネオビエントです。

展示場所は東新町商店街のイチヤ跡というテナントのフロアです。事業の期間は2022年12/24~2023年1/29までです。

現在鳴門市で活動されており、過去にディズニーの園内やUSJの造形物、テレビなどのキャラクターの造作物を製作していた矢竹敏昭さんの作品と一緒の展示になります。

この日は、小星の書展に展示した小作品の中から14点を選んで展示しました。先般まで県議会ホールに展示していた作品に、さらに6点を加えました。



作品の作者を紹介します。左から 3年 上里美貴、丹生朱音


3年 千葉美由紀、2年 藤本陽、三浦武


3年 秦なごみ、上里美貴、1年 八頭司美奈


3年 藤井愛、2年 溝上結衣、1年 石堂愛実


2年 廣田梢子、3年 金城正樹、1年 篠原愛衣子



1か月間展示しています。途中で展示替えの可能性もあります。ぜひご覧ください。少しでもこのアーケードを通る人が増えればよいと思います。

三人の書展2 

2022年12月22日 | 日記
12月22日(木)です。卒業生の満村泰子さん、島川準司君、オープンカレッジで書道を教えたことのある三宅素子さんの3名が、板野町羅漢前田18-1のギャラリーカフェBrisaで2回目のグループ書展を開いています。ご案内をいただき、本日の午前中が授業がなかったので、うかがいました。行く途中、天気雨の不安定な天気でしたが、ずっと虹が見えていました。




30分ほどで会場に着きました。






作品はカフェ内部の壁に小品が所狭しと飾られて、全部で20点以上あります。種田山頭火の俳句を作品化したものが多かったですが、様々な形式や書体で書かれ楽しめます。ぜひお出かけ下さい。
25日(日)まで、10時~18時です。



大学院文学研究科での授業・発表会

2022年12月22日 | 日記
12月22日(木)です。2022年もあと数日で終わります。授業も明日で終了で冬休みに入ります。今週実施した大学院の授業や発表会を紹介します。

19日(月)の3限には「文房四宝研究」の授業では、様々な硯を準備しました。
この1年ほどで様々な日本国内産地の硯を収集しましたが、それらの微妙な磨り味を違いを感じていただくための授業です。

教室の長机に、岩手県一関市の紫雲硯、宮城県石巻市の雄勝硯、山梨県身延町の雨端硯、長野県辰野町の龍渓硯、愛知県新城市の鳳鳴硯、岡山県真庭市の高田硯、高知県西部の土佐硯・蒼龍硯、山口県下関市の赤間硯、福岡県北九州市の文字関硯、長崎県対馬の若田硯、宮崎県延岡市の紅渓硯、その他、中国の硯が2種、韓国の硯を1種用意しました。同じ産地の物が二つあったりもしますので、約20面を並べて置いています。

まずは私の方ですべての産地の歴史や現状などを説明してから、次にそれを墨で磨りながら、感想をプリントの表にメモしていきます。3名の院生が、一つ一つの硯をすべて調べました。


キルギス共和国からの留学生のユーリアさんも、真剣に墨を磨って比較していきます。


すべて磨り終わって、メモが出来上がってからそれぞれについての感想を発表しあい、最後に各自の最も気に入った硯を発表しました。

硯は石の種類が微妙に異なり、最終的に自分に最も合った品を見つけるのがよいと思います。これも書道文化の魅力の一つです。院生たちがとても楽しんでいました。次回、1月10日には、八寸先生をお招きして、陶硯を制作します。

翌日、12月20日(火)5限には、F101教室にて、田中つぐみさんの修士論文中間発表会が実施され、関係の先生や院生が集まりました。田中さんが事情でまだ中間発表を終えていなかったためです。仮名についての研究の途中経過が発表され、参加者からたくさんの質問・意見をいただきました。今後これらのご意見を参考にして来年の夏に完成予定です。