5月28日(土)です。東京都霞が関にある文部科学省の玄関脇のガラス壁面に、全国の大学が交代で各校の特徴をPR展示をすることになっています。一種のショーウィンドウですが、四国大学でも昨年にそれを申し込んでいました。今年の展示の一つとして選ばれ、昨日から約1か月ほどの期間、それが実現しました。本学で最も力を入れている「藍」の事業に関して展示されています。他の大学にはない独特な切り口が評価されたようです。
昨年、書道文化学科の2名の学生が制作した藍墨の書道作品がメインの展示物として選ばれました。書道を重視している大学も、全国的には多くはありませんので、四国大学の広報係はその点も意識して展示内容を考えたと思います。昨日、係の徳山さんから写真データを送っていただいたので掲載します。玄関はビルの2階にあり、1階からはエスカレーターで上がります。
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2階の玄関脇のガラス壁面です。
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作品を書いたのは、左側の阿波踊りの囃子言葉の作品が3年生の中村華菜さん、右側の藍の故事成語が3年生の秦なごみさんです。それぞれ個性を上手に表現し、バランスもたいへん良いと思います。作品の右側には、書いた本人の肖像写真とコメントも印刷されて下記のように展示されています。この肖像写真は2年生の生形昂大くんが撮影しました。彼は写真技術を極めつつあるところです。
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今朝の徳島新聞でも紹介されていますが、文部科学省の職員や来訪者が興味深く見ているとのコメントがありました。
入口から中に入ると、このガラス壁面の内側には、さらに藍染めや、藍を使った食品についての研究内容も詳しく展示されているそうです。6月に東京に出張も予定されているので、実際に見てきたいと思うます。