ぱたぱた仙鳩ブログ

徳島から書道文化を発信します。

大学院文学研究科 文房四宝研究 作品制作

2024年10月21日 | 日記
10月21日(月)です。5限目に標記があり、先々週に作成した各自の紙に作品制作をしました。制作した紙は少ないので、そのほかの紙も色々用意しましたが、新素材として、バガス(サトウキビの搾りかす)で作った紙製品も作品の材料にしました。




出来上がった作品を集めて、各自の作品の説明と鑑賞会をしました。


紙漉きならではの面白い形が楽しいです。バガスの紙皿も素材として面白いです。


受講生の皆さんはとても楽しそうでした。次週からは、田ノ岡先生の料紙加工の授業です。



書道科指導法Ⅱ模擬授業2024

2024年10月18日 | 日記
10月18日(金)です。後期の毎週金曜日1時限目は、標記の授業が行われ、3年生の書道教員の免許を取得予定の学生が、交代で模擬授業をしています。その様子の一端を紹介します。既に5名の授業が終了していますが、各自、工夫を凝らし、堂々と授業をしていました。

































これが4年生になってからの教育実習に活きます。




両国本町商店街 外国人との文化交流2024

2024年10月13日 | 日記
10月13日(日)、標記が10:30~13:00の間、開かれました。書道文化学科1年生の稲永楓香、林美月、4年生の大杉愛が担当しました。


フランス人留学生のソレンさん。


フランス人留学生のナラさんとメキシコ人のオマールさん。


中国人留学生の陳さん。


この他、数名の外国人の皆さんが書道を体験して、うちわに書を書き入れました。良い意味の漢字をうちわに書き、裏面には各自の名前を書き入れました。
この後、同じ会場で防災の話と阿波踊りの練習をしました。



ある程度踊れるようになってから、新町川の岸辺の公園に躍り込みました。学生3名も一緒に踊りました。


外国人の皆さんは、さきほど書き入れたうちわを日よけ代わりに使っていました。この日は快晴で陽射しが強すぎました。



文化体験を堪能していただいて、アンケートを書いてもらってから解散しました。学生にとっても良い経験になりました。

第62回 徳島彫刻集団 野外彫刻展

2024年10月13日 | 日記
10月12日(土)、例年のように秋の彫刻展が始まりましたので、徳島城公園に井下俊作先生を訪ねました。今年も一番大きなクスの木の下にありました。
古民家の大黒柱を使い、そこに桜の枝を接着し、根元に流木を積んで根のようにし、公園の落ち葉を積み上げました。さらにここ数年間の先生の作品の写真を葉のように吊り下げるというものです。大きなクスの木を相似形にしたように、先生の彫刻家人生の一コマを示した作品といえましょう。いつも、井下先生の発想の面白さには感心いたします。



公園には、今年も30点以上の作品があちこちに置かれています。





このステンレスの箱の作品は、周りの土や草が写るので、一瞬、空間の中に消えて見えます。最も不思議な作品でした。佐野耕平さんの作品。


池の中にある犬の彫刻は毎年楽しみにしています。中川伸一さんの作品。




鉄でできた猿は、牧渓の水墨画をモチーフにしているそうです。周藤豊治さんの作品。



このほか、会場には萩の花が満開でした。


陽射しが暑く、鳩が日陰に集まって休んでいるところがまるで彫刻作品のようでした。


11月1日(金)まで展示されているそうです。お出かけください。