ぱたぱた仙鳩ブログ

徳島から書道文化を発信します。

徳島の初夏のイベント

2017年04月30日 | 日記

4月30日(日)、久し振りの休日で、徳島のイベントを楽しみました。月末の日曜日は新町川のマルシェです。

好天に恵まれて、大勢の人が出ていました。いつものように地元の「しいたけ」や野菜を買いました。

次に、眉山の南側に移動し、文化の森の企画展を見ました。「森」らしく、緑が美しいです。

少し前に、書軸の解読をしたので、招待券を頂いたのです。美しい絵画をたくさん鑑賞しました。

赤十字マークは2種類あることを初めて知りました。イスラム国では赤新月マークなのですね。

美術館に1Fでは、チームラボによるLEDアートの展示があったので、見ました。

LEDの滝のような中に通路が作ってあって、不思議な空間でした。

休日を、芸術で楽しみました。

 


日柳燕石翁 生誕二百年祭記念 展示・講演会

2017年04月29日 | 日記

4月29日(土) 標記の会があって、香川県琴平町に行ってきました。会場は金毘羅神社の近くのACTことひらです。書を使った看板が飾られていました。

会場内はご覧のように多くの作品が展示されていました。10時の開始で、しばらく前から人がどんどん入ってきて、遂に150人を超えました。予想以上に聴衆が来られて、立ち見の方も出る大盛況でした。関心の高さを感じましたが、全国的にはあまり名を知られていない方なので、今後も顕彰活動をする必要があると感じています。

日柳燕石の先生だった丸亀藩儒の吉田鶴仙の屏風が飾られていました。珍しい作品です。

燕石の木像です。「東の清水次郎長、西の 日柳燕石」と呼ばれており、幕末に活躍した尊王志士の一人です。詳しくは下記サイトをご覧ください。

http://space.geocities.jp/mt9882axel/kusanagienseki.html

講演が終わった後は、私に解読をしてほしい方が数名、作品を持参されました。これを解読することも今回の講演の一部となっています。家に美しい掛軸があっても、読めない方が多いので、このような機会にお読みするのも私たちの重要な仕事だと考えています。

午後は英明高校の田山泰三先生のお話で、二つの巨大な石碑の説明が中心でした。田山先生は私の大切な研究仲間です。とてもお話が上手な先生です。笑いを交えながらの楽しい時間でした。

講演会が終わった後に、燕石の旧宅である呑象楼が公開されていたので田山先生と見学に行きました。

内部は、日本家屋ですが、幕末の危険な時代なので、すぐに逃げられるような隠し部屋があって、忍者屋敷のようでした。

帰る途中で、好天の中に見えた坂出の「飯山」(はんざん)です。ご飯を茶碗に盛ったような美しい形です。香川県にはこのような形の山が多いです。

ゴールデンウィークが好天の内に始まりましたが、早速1日が仕事で終わりました。明日は徳島の文化の森に、展示会を見に行く予定です。今日新たに依頼された解読の宿題もいくつかありますので、明日、時間を作って行ないます。

 

 

 


毛筆のタイトル

2017年04月28日 | 日記

4月27日(木)、3年生の授業で、学外から依頼された印刷物のタイトルを毛筆で書きました。徳島県で使われている様々な印刷物のタイトルを、毛筆のデザインに変える試作原稿提供のためです。まだ、すべてが実現するわけではありませんが、毛筆だと、より多くの人々の目を惹きつけるはずです。

今は、スキャナーやデジカメで、書道のデザインを簡単にデータ化することができるようになりましたから、原稿さえしっかりできれば、それを印刷物に取り込むのは難しいことではありません。

学生も、実際に使われる可能性が高いので熱心に制作に取り組んでいました。でも仕上がりがよくなければ使っていただくことはできませんから、表現の良し悪しを評価される厳しい場でもあります。このようなお仕事を頂けるのは、書道の創作の目的意識を高めるという点ではたいへんありがたいことです。

いくつかの候補作品のデータをメールでお送りすることになっています。どのような評価をいただけるか楽しみです。

 


エコみらいとくしま オープニングイベント

2017年04月22日 | 日記

4月22日(土)、標記の会があって午後に、徳島市郊外に行ってきました。新たな施設の誕生をお祝いする会です。暑いぐらいの好天に恵まれました。県知事などが参加する儀式の後は、中庭で3団体の出し物がありました。まずは徳島市立昭和小学校ブラスバンド部です。

最近のブラスバンドは、演奏だけでなくパフォーマンスもするのです。小学校のブラスバンド部も、旗の小物や、踊りの要素も入れて楽しいステージを演出していたのには驚きました。パフォーマンスの幅を広げているのは、書道ばかりではありません。これは現代の芸術に共通する性格だと感じました。

次には、一昨年も温暖化防止フェスティバルでご一緒した「マイバッグガールズ」の皆さんの、歌と踊りを見せていただきました。このようなステージを初めて見せていただきましたが、ボーカルのサヤカさんの歌が本格的だったので見直しました。ファンになりました。メンバーのクミさんは以前から知り合いですが、踊りもお上手でした。青い髪の方です。

次は、いよいよ四国大学の書道クラブの4年生の3名の演技です。井上さん、米澤さん、山下さんの三名です。

これらの作品は、建物内に飾って頂けるとのことです。

この後は、建物内に移って、エコに関する楽しく勉強になる話をお聞きしました。「林家ライス・カレー子」さんの夫婦漫才です。30分ほどお聞きして、楽しかったのですが、学生の片付けが終わったので、途中で失礼して帰りました。詳細は下記サイトをご覧ください。

http://www.ricecurryko.com/

カレー子さんは、長野県上田市の出身ということでした。私も上田市に4年間住んでいたことがあります。同郷の方なので、親しく感じました。本当に、天気の良い一日で、良い、オープニングイベントだったと思います。

 

 

 

 


学生GP成果発表会2107

2017年04月18日 | 日記

4月18日(火)、4限目に、標記の発表会が開かれました。学長先生の挨拶から始まりました。会場は学生でほぼ満席です。16団体の発表は、各団体3分程度で、パワーポイントによって行なわれました。

かぜまーるの発表は、全体の3番目でした。5名は正装で臨み、1年間の活動をたくさんの写真を交えて、説明しました。沖縄でのかぜまーる展の様子も具体的に発表されました。

約90分の時間いっぱい、様々な活動の発表を楽しみました。若者の行動力を発揮した内容はすばらしいし、各自の発表も堂々としたものでした。学生たちは本当に頼もしく、成長著しい感じです。今後もこのような学外活動に挑戦してほしいです。今年度から大学ではこのような学外活動を合算して、単位として認める方針です。

発表会が終わり、書道文化館に戻ると、4年生が今週末の書道パフォーマンスの準備として、作品の下絵を上手に描いていました。この上に書道作品を重ねて書くようです。いま描いているのは中野由衣さんです。彼女は書だけでなく絵も上手です。

22日のイベントのための準備も着々と進んでいました。お楽しみに。