2月27日(木)、標記の催しが15時から書道文化館3Fの教室でありました。
学長・事務局長と、大学の藍を研究している部門の職員、広報の部門の職員、書道文化学科3年生で「art studio NAOMI」を経営している男子学生2名 松岡尚海(なおみ)・半田隆翔(りゅうと)が参加し、四国アイランドリーグの野球チーム「徳島インディゴソックス」の新入選手と交流会を持ちました。
松岡君が選手たちの活躍を祈って、心を込めて藍墨で書を書いたTシャツが19名の選手にプレゼントされました。右でTシャツを紹介しているのは、研究チームの代表者の安永先生です。

研究チームの徳山さんが、藍染の仕方や、藍墨を作る過程を説明されました。

選手自身が指定した漢字一文字の下には、算用数字で背番号が書かれています。

学長、局長も選手と一緒に記念撮影です。皆、嬉しそうです。

そのあとは、松岡君、半田君の指導で、選手が今年の各自の目標を藍墨で色紙に揮毫しました。先に3枚ほど、半紙に練習してから書きました。右の半田君が選手に指導中です。タデ藍の沈殿藍を大学の研究チームが苦労して精製して作成した固形墨を、この催しの直前に硯で磨って藍墨液を作っておきました。

お手本を書いてほしい選手には目の前で書いてあげました。松岡君が指導中です。

松岡君がサンプルで書いた作品です。藍墨はとても美しい色が出ます。印泥の色にも合います。

贈られたTシャツと、自分の書いた色紙作品を持って、1Fで全員で記念撮影です。背景には、今年の卒業生の保存作品が展示されています。

選手の皆さんの今後の活躍を期待しています。art studio NAOMI にとっても、スポーツを応援する意義深い仕事になりました。