標記の会が5月15日(日)に本学で開催されます。例年より大きな部屋を予約しました。ぜひお出かけください。今年は、京都市在住の書家で、今年から本学文学部の特認教授に就任した川尾朋子さんのお話が聞けます。川尾さんの書道パフォーマンスの映像なども流されると思います。下記のパンフレットに掲載されている写真は京都駅のホームに飾られている大看板ですが、この「創」の最終画は、ご本人の横向きの写真が使われています。
4月24日(日)、全国から1万4千名ほどの人が参加する標記の会が徳島県内で行なわれました。いつも散歩にいく徳島市の運動公園がゴールとなって、交通規制が掛かっています。例年、この日は芝山祭で高松に行っているのですが、今年は日程がずれましたので、初めて見学に行きました。スタートから3時間半ほどが経って、徐々にゴールする人が増えてきました。
いつもは静かな運動公園ですが、この日は人で一杯です。
ゴール付近では、阿波踊りの連が踊りを見せておもてなししています。
ゴール付近にはTVカメラが中継して、ゴールする方を撮影していました。
ゴールした人たちは、やり切った満足感いっぱいの顔で、スポーツドリンクを飲んでいました。お疲れ様です。とくしまマラソンは、御接待の精神がいっぱいで、ランナーには人気抜群の都市マラソンで、年々参加希望者が増えているそうです。夕べは大雨でしたが、この日は曇りがちで暑くも寒くもなくて、良いコンディションになりました。ランナーの皆さんは徳島の雰囲気を十分楽しんでいただけたと思います。
4月23日(土)、午後に洲本に行きました。5月8日(日)に行なわれる標記の会の準備会のためです。
今日の準備会のメンバーは、「益集の集い」の会員、8名と、新聞記者さん2名でした。
神光寺の星合常恕(ほしあいつねひろ)の墓です。廃藩置県以降に、彼は出世して、大きな実績を挙げました。
江国寺の前にある庚午事変の招魂碑です。この題字は明治三筆の一人、巌谷一六が書いています。
このお寺の墓地には、徳島藩の筆頭家老の稲田家の墓所があり、歴代の家老が葬られています。
13:00~15:00の約2時間を、晴天の中の寺院や墓地を歩き回りました。
当日は、既に20名ほどの予約が入っているそうです。早稲田大学のチベット学の権威の石濱裕美子先生と一緒に説明をしながら回らせて頂きます。興味のある方は主催者まで申し込んでください。
4月17日(日)に標記の音楽祭が脇町のオデオン座で実施されました。その実行委員長の中妻淳一さんから、その折の写真を送って頂きましたので許可をとって紹介します。その少し前に、会場に飾る看板を依頼されて、2年生の遠山颯希さんにお願いしまして、昨日、実際に使われました。
なかなか良い出来です。中妻さんのメールの一部を紹介します。
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お陰様で無事に、皆さんの支えで遠山さんの作品が見守っています。
先生、遠山さん、ありがとうございます。盛大に無事に。音楽祭が地元の皆さんに支えられて成長しています。
陰で支えて戴いている皆さん、そして参加者と共に存在価値が増しています。
ありがとうございます。感謝の気持ちを添えて。
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学生の書道の技術が地域の皆様のお役に立てることはうれしいことです。
4月17日(日)、例年、出させて頂いている標記の会に出ました。この日は、講演の任もありましたので、この2週間ほどはその資料準備に追われました。高松市の中心部、中野天満宮の展示会場では、後藤芝山の書道作品や、出版された本が並んでいます。
10時からは釈奠(せきてん)の儀式がありました。孔子を祭るための儒教の儀式です。中野天満宮の内部に「後藤芝山神社」の前に仮設テントができています。数々のお供えの前に神主さんが儀式を始めました。
11時近くからは、私の講演でした。会場には高松市の名士の方で一杯です。講演の直前の顕彰会の和田会長さんの挨拶の様子を撮らせていただきました。
この日は「高松藩校講道館 ―後藤芝山から片山冲堂までー」と題しています。今年の秋に高松市歴史資料館で行なわれる「講道館展」の展示内容を調査中で、その一部の紹介です。皆様、約1時間の話を熱心に聴いて下さいました。
高松藩の藩校は、第2代藩主 松平常(よりつね)の時に「講堂」という名で始まり、第6代の松平真(よりざね)の時に2倍の規模になって「講道館」の名でリニューアルされ、初代総裁として後藤芝山が就任しました。安永9年(1780)1月のことです。それから明治5年(1872)8月の学制施行まで93年間続き、最後の責任者として活躍したのは片山冲堂(かたやまちゅうどう)でした。
まだこの研究は始まったばかりですので、今後さらにいろいろ調べる必要があります。大学の仕事の合間を縫って研究を続けます。
この日の午後は恒例の連歌会でした。3時間かかって、全15句が詠まれました。帰宅すると既に夕方でした。