6月30日(木)、今週初めから標記の展覧会が開催中です。成果展としては最終です。
今回の合同作品も秀逸です。花びらに個々の作品が書かれています。
その他、軸作品が真面目な学習の成果を表しています。
ショーケース内に、小作品もありました。1年生の那須さんの仮名作品。
2年生の橋本さんの写経作品。
それぞれ、努力や工夫の跡が見られます。
6月も本日で終わりですが、展覧はもう1週間しております。どうぞご覧ください。書道文化館1Fロビー会場です。
6月30日(木)、今週初めから標記の展覧会が開催中です。成果展としては最終です。
今回の合同作品も秀逸です。花びらに個々の作品が書かれています。
その他、軸作品が真面目な学習の成果を表しています。
ショーケース内に、小作品もありました。1年生の那須さんの仮名作品。
2年生の橋本さんの写経作品。
それぞれ、努力や工夫の跡が見られます。
6月も本日で終わりですが、展覧はもう1週間しております。どうぞご覧ください。書道文化館1Fロビー会場です。
6月26日(日)、香川県に研究活動に行ってきました。ギラギラした晴天の中、最初は高松市仏生山の法然寺に行きました。讃岐の西部にはかつて法然が滞在していた時期があります。江戸初期に、松平氏がこの地に法然寺を菩提寺として建立しました。墓地には、松平家の墓や、有力家臣の墓がたくさんあります。
江戸時代中期の講道館総裁の岡内綾川の墓を、御子孫さまにご案内頂きました。秋に、高松市歴史資料館で、講道館に関する企画展を実施しますが、そのための資料収集です。
法然寺の横には大きな溜池がありました。「平池」という名で、平家にゆかりのある溜池だといいます。讃岐は昔から水不足で苦労した場所で、このような大きな溜池があちらこちらにあります。
この後、高松市歴史資料館で打合せをしました。会議が終了後に図書館で調べ物をし、帰りに牟礼の神櫛廟を見学しました。古代の讃岐の王様の墓です。完全な積石塚古墳で、私の郷里の長野県須坂市上八丁にある「鎧塚古墳」を小さくしたような感じで驚きました。この王も高句麗系かもしれません。因みに下記サイトをご覧ください。
http://www.city.suzaka.nagano.jp/otakara/search/item.php?id=30
さらに三木町に移動。白山が美しく見えます。「しらやま」という発音も「新羅山」の意味かもしれません。香川県は、桃太郎伝説の「鬼ヶ島」の現場近くですが、対岸の岡山と共に、古代朝鮮系の色が濃い場所です。
三木町上高岡三条の善光寺を訪れました。ここは、戦国時代に信州からここに移住した安西一族の菩提寺です。故郷の寺を懐かしんで、善光寺の名を付けています。近くには諏訪神社もあります。かつて郷里から来た先輩を偲びました。墓地には、戦国時代の古い五輪塔もたくさんありました。
この後、白鳥神社に移動して撮影をしました。ここの扁額には「鳥書」が使われていました。面白いデザイン書道です。
幕末に三木町にいた医師、神内喬木の遺稿を3年間ほど調査しています。ようやく文章の解読が終って、本にするための写真資料の収集も少しずつ進んでいます。9月頃には出版予定です。お楽しみに。
6月23日(木)、6時限目、17:50~19:00、標記の授業を行ないました。今年の交換教授として来てくださっているのは、ご夫婦で教授をされている、スコット・ヤングステット先生と、サラ・ベス・キュー先生、そしてそのお子様の3歳のリードくんです。指導役として立候補してくれたのは、1年生の岡谷波奈さん(岡山県出身)、小林廉くん(大分県出身)です。二人とも、外国人への書道指導に関心を持っている学生で、英語も上手です。最初は、私がパワーポイントで、書道の概略を知って頂いてから、後はほとんど学生に任せました。各人のお名前のカタカナ表記を書いていただきました。
次に、教材プリントから好きな一字書(行書)を書いてもらいます。その後、お好きな言葉を言ってもらって、漢字に訳して作品化します。学生がそれぞれお手本を書きながら書き順を指導します。
右端の歓迎表示は私が書きました。あとは、御一家が半紙に練習後に色紙やうちわに書いたものです。落款は、英語や片仮名で様々な形で入れています。
最後に全員の合作を制作しました。英語での訳文も入れています。
約1時間の体験学習で出来上がった作品を飾って記念撮影です。8月にはアメリカに帰国されます。感想をお聞きすると、たいへん楽しかった。学生の教え方がたいへん上手だったとのことでした。
日本の生活の良い記念になったようです。学生にとってもたいへん良い学習になりました。
6月22日(水)、書道クラブの1・2年生の皆さんが中心になって、7月16日(土)の標記まつりでの披露に向けて熱心に練習していました。昨年の披露に続けて、町から依頼されたのです。
今年も2作品を披露するそうです。大勢の方に楽しんでいただければ嬉しいです。この披露に関しては、町がバスをチャーターして下さるので、すべて学生に任せています。流石に大学生です。教員に頼らずに自分たちでどんどん進めていけるのがすばらしい。
6月21日(火)、4年生の多くがこの時期、教育実習をしています。今日の、ゼミの時間に、ゼミ生の赤瀬美乃里さんが実習を終えて元気な顔を見せてくれました。教育実習の写真が母校である愛媛県立伯方高等学校のHPに掲載されたということなので、紹介させていただきます。この学校には書道の専任教員はおられないので、書道の教育実習は受けられずに、国語でさせていただいたとのことでした。
国語の授業で、高校1年生に漢文を指導しているところですが、黒板掲示用の漢文は筆で書いたそうです。
苦労もしたが、母校なので、後輩たちと楽しく交流しながら、充実した2週間を送ることができたとのことで、安心しました。
学生の社会に出る準備が着々と進んでいます。成長を続けていることに頼もしさを感じています。