11月25日(日)、標記の会が四国大学交流プラザでありました。今年のポスターの題字は3年生の那須彩乃さんです。
これもそうです。
会場には多くの素晴らしい作品が展示されていました。
午後には5階会場で学会が開催されました。100人以上が入っています。
最初の講演は、大妻女子大学教授の松村茂樹先生 「書とは何か」 学生たちが熱心に話を聞いていました。難しい内容を分かりやすくお話して下さって、頭にどんどん入ってくる感じの講演でした。
次は、表具師の福良和子先生 「表具を楽しむ」
ご自身の制作された多くの珍しい形式の表具作品を見せていただきました。先生はよく和服を素敵に着こなしておられます。センスの良さが表装の作品にも表れていました。
次は大学院1年生の渡邊浩樹くん。「『齋』字考 ―『齋』としんにょうを合わせた形に作る別体について―』
篆刻をしている際に疑問をもったことについて、資料を収集して徹底的に調べた結果を報告してくれました。
とても楽しそうに発表していました。
最後は、4年生の小田修大くん。昨年8月~今年5月まで、アメリカ合衆国のサギノーバレー大学に留学した経験について報告がありました。この大学は四国大学の提携校で、単位を共有し、留学中の授業料も免除されます。毎年、それぞれの大学の教授代表を交換で派遣しています。例年は数名の学生が互いに留学しあっていますが、この年にサギノーバレー大学に留学したのは、たまたま小田君だけでした。頼る人はあまりいなかったので、自分の力だけで挑戦する場面が多く、彼にとっては収穫が多かったようです。
https://www.ryugaku.ne.jp/search/data?scid=2800115
徳島市の姉妹都市のミシガン州サギノー市にあります。五大湖やカナダ国境にも近く、冬は結構寒くなる場所だそうです。
現地では書道を教える体験も何度かして、大勢の人々に喜んでもらったということです。彼のアメリカでの楽しそうな表情を見ることができました。
充実した学会になりました。