1月28日(土)、八寸先生の作品が展示されているということで、徳島市立木工会館に「クラフト作家たちのおひな祭り展」を見に行きました。場所は徳島市福島町1丁目8-22です。
木工会館では、様々な工芸の作品展がいくつか行なわれており、楽しめました。そのうちの一つが標記の展示です。八寸先生の作品は右写真のように、様々な種類の小さな陶器の夫婦雛を様々なアイデアで飾りに仕立ててあります。小さなものは雛の高さが1㎝に満たないものもあります。
中には、お皿に描いたものや、動物の雛もあり、楽しく見させて頂きました。タコやウサギの雛もあり、発想の豊かさに感心しました。
せっかくなので一つ購入しました。右写真の、掛けるタイプです。雛の高さは1cm程度、全体でも3cm程度で、ひもがついていて、画鋲で壁に掛けることができます。
展示は、八寸先生の他にも、何人かの様々な分野の工芸作家が雛飾りを制作されていました。布を使って押絵飾りにしているのもありました。
小さな住宅だと、大きなひな人形セットは飾ったり保管する場所に困りますが、このような小型のペアだけの雛だと扱いが簡単です。
このようなことは江戸時代にも考えられていたようで、やはり掛け軸に夫婦雛を描いた「描き雛」もあります。ひな祭りの時だけ広げて掛けて、それ以外の時は巻いてしまっておけます。
展示は3月4日(日)まであります。
この展示のほかに、那賀町の木工製品の展示が興味深かったです。ヒノキの多目的板を買ってきました。いつか、書を加えて作品化したいと思っています。