7月26日(日)、朝から標記の会に参加するために香川県高松市香南町に行ってきました。朝からすごい快晴で、9時半の時点で焼けるような暑さの中、まずは古川の近くにある中山家墓所に墓参しました。大阪の関西大学からも泊園記念会の薮田先生、吾妻先生、ジェレミー君らがいらっしゃいました。墓参のあとに薮田先生のご挨拶をお聞きしました。
先生のご挨拶を聞いて、墓地に植えてある木が「栴檀」という名だということを初めて知りました。「栴檀は双葉より芳し」というので、墓所によく植えられる木だといいます。詳しくは下記サイトをご覧下さい。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BB%E3%83%B3%E3%83%80%E3%83%B3
講演会には熱心な聴衆の方が30人以上、来ていただきました。そのあと、会場で展示してあった作品の列品解説もしました。中山鼇山の肖像画は以前にこのブログで紹介したことがありますが、今回の展示会では、もう一種類の肖像画が展示されていました。中山家に長いこと保管されていたものです。鼇山のさらに若い頃の画像のようです。月代を剃っていません。現代的なハンサムな男性です。机の上には、三墳五典と書かれた本が置かれています。三墳は三皇の書、五典は五帝の書。三皇・五帝は古代中国の神話伝説時代の8人の帝王。中国の古代の書物のことです。秦の始皇帝が焼いた書物が「三墳五典」です。古文辞学者であったことを強調しているのだと思います。
食事後に、高松市塩江町安原の藤澤東畡頌徳碑を大勢で見学に行きました。関西大学同窓会香川支部や藤澤氏顕彰会の皆さんです。
暑い中で30分ほど協議したので、だいぶ日焼けしました。このあと、全員で旧安原小学校に移動し、さらに協議の後、自宅に戻りました。盛夏の中の慰霊祭となりました。中山家や藤澤家の霊の皆さんも喜んで頂けたと思います。