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気になっていたもの発見 2月4日
1月4日にここに来た時に見つけた赤い実のつくナギイカダ(ユリ科・常緑低木)がたくさん実をつけたままだった。前は、花と実が同時につくなどと思っていなかったものだから花の写真を写していない。今度は絶対に探そうと意気込んでいた。でも、実はあるもののなかなか花は探せない。無理かなと諦めかけていたが場所をかえたらある!ある。知っていたからこそ探せたのだと思うほど小さく目立たない。
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ハナイカダと同じく葉の上に乗る様子を見たてナギイカダ。ちょこんと葉の上に一つ花が咲く。
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トゲが鋭いので葉先など千切る者とて居ないだろうに切れて見苦しい葉にどうしてか沢山ついている。蕾・開花途中・開花と様子が見てとれへ~このようにに咲くのだと納得した。
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葉は見ての通り厚くて丈夫で、長さ1.5~3.5cmくらい。でも葉のように見えるのは、枝の変形したもの。本物の葉は小さな鱗片状に退化しており、ほとんど目立たない。私は気づかなかった。ハナイカダとよく似ているが成り立ちは全く違う。ハナイカダは花の柄が葉の中央脈に合着したもので、ナギイカダは元々枝であるので、その一部から花が出て果実を実らせても何の不思議もないと言うことだそうだ。でも、葉(じつは枝)の上に花があったり実があると不思議におもいますよね。
今回も撮影するのに何度もトゲにさされ苦労したが花と実が同時に見られて気分はすっきりして山を降りることができた
山に居るときはまったく気がつかなかったのだが降りてみるとマガモがいつものように川に居ずウの定位置に集っていた。亀の日向ぼっこ・・甲羅干しは知っているが鳥がこんなことをするのを知らないものだから驚いてしまった。
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近寄って写そうと堤防から降りると手前の一群はさっと飛び立って逃げる。別に私は何もするつもりは無いのだが間合いを見計らったように行ってしまった。これ以上近寄るわけに行かないと少し遠い群れを写した。ウは1羽、マガモは20羽以上。これから少しほんの少し体を移動すると・・
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あっという間にウ以外は大騒動して飛び立ってしまった。カモ達を見たかっただけなの・・・降った雨のために水量はたくさんあり川はゆうゆうとすぐそこにある太平洋まで水を運んでいた。飛び去ったカモ達は少し離れた水の上でゆっくりと羽を休めていた。太陽は高知らしく周りを照らし、自転車をこぐ私は汗をにじませ国分川に沿いカモをながめながら帰路についた。