ホソバナコバイモ

山野草
■お初の花■ホソバナコバイモ 2/28岡山
　昨年セツブンソウを見に行った時には残念ながら蕾だったのですが今年は丁度というか・・いい場所を選んで案内してくださった方に感謝です。
ホソバナコバイモはトサコバイモの母種と言われるだけあって雰囲気はよく似ています。
　　　　　　
網目状の斑紋がほとんどなく、条線模様。
　　　　　　
葯は白
　　　　　　
雨粒が残るし、足元の悪い中をものともせずあまりの可愛さ・可憐さに目がきらきら輝きます。案内してくださった方にはこの喜びを目と体で知らせることが出来たくらいです。セツブンソウの魅力とは違う。つつしみのある美といえば良いのかもしれませんね。好きな花は沢山写します。
　　　　　　
ここの場所は殆どが開花していてこのような赤ちゃん姿はこれ一つでした。
　　　　　　
人間欲が出るものでこれだけあると青い空の下で見てみたいと願いますが・・残念。予報より天気の回復は遅れ曇りのまま。
　　　　　　
別の場所の丁度上を向いた状態の花。これを見ると原種のチューリップに似ているとかんじますよね。ユリ科コバイモ属のこの花とチューリプは同じユリ科。似ていても不思議はないですけど・・
　　　　　　
兎に角沢山の花を見ることが出来大満足でした。先日のトサコバイモとあわせてご覧ください。比較も楽しいものです。
日本にあるコバイモはトサ・イズモ・ミノ・カイ・コシノ・アワ・トクシマと，地方を意味する和名がついているのですが、ホソバナコバイモにだけついていないのです。ちょっと不思議。
見ていないコバイモの仲間を全部見てみたいと願う私です。いつ実現できるのかな・・